あなたへの手紙＊空を見上げて

 

空を見ていると  

呼び掛けられているような気がします。

同じでは居られないことを

知らされているような気がします。

空の色  雲の形  光の強さ

同じ瞬間は二度とない…。

一時として留まることは無いのです。

そう言えば  人も同じ。

人の心も肉体も刻々と変わり行くもの。

目に見えて明らかなのは肉体の変化です。

けれど  １日の変化はほんの僅かなので

変化していることは感じません。

心だって  あなたに出会う前の私と

あなたにさよならを言った後の私の心は

もう同じではいられないのです。

そんなことを考えます。

変化している。

そして

変化する。そう思ったら

少し楽になりませんか？

ずっと同じ生活をしなければいけない。

そう思い込むと 

変わって行く現実には合っていません。

突然いつもと違う大きなことが起きると

驚いて  どうしていいか途方に暮れます。

でも、変わっていることの連続だったら

その変化の大小はあれ  受け入れられる…。

そんな気がします。

この空の彩が一瞬一瞬違うように

同じ日は二度と訪れることはありません。

空が好き。

空を見上ている人が

この世界に沢山いることを思ったら

それだけで嬉しくなります。

今  何処かで空を見上げている人が

きっといると思えたら  独りでは無い…。

そう思える気がします。

同じ空が二度と訪れ無いことや 

繰り返すことの無い一瞬を

その人も  知っているのだろうと思います。

それは  とても大切なこと。

そして見過ごしそうなささやかなこと。

空も大地も  同じ時は無いのだと

思い知ります。

自然も人も  同じ日は来ないのです。

だから  大切な人に

目を見て

「あなたのことが大切です。」

そう伝えます。

そして、一瞬でも多く笑顔で過ごします。

どこまで…。

それは  『神様の言うとおり。』

永遠と錯覚する  限りある時を

どこまでも  そして  どんな時も

生きる。

と決めたのですから…。

そして  出逢った人の幸せをお祈りします。

あなたが幸せでありますように…。

そう祈っています。

mary

あなたへの手紙＊断る術

お断り

ずっと以前ですが

訪問販売（押し売り）の断り方を教えてくれる

ＲＰＧ講座に参加したことがあります。

新聞の購読を強要されて 

断れずに契約をしてしまった経験から

《断り方》を知るために講座に行ったのです。

クーリングオフなど無い頃でしたが

その時は  まだ隣の力強い味方が

契約の解除がしてくれて難を逃れました。

 さて・・・

～断ることを初めからできる人はいません。

それは日本に生まれ育って倣ってきた習慣や

人を思いやったり  相手の身になって考えることが

身に付いているので仕方がないのです。～

だから  小さなことから練習しましょう。

ex１）  

『お願い。直ぐに返すからお金貸して』

知人から言われたら・・・。

あなたはどうしますか？

感情は…困ったな。どうしよう。同情や憐れみを持つかもしれません。それとも怒り？

よくぞ頼ってくれました。そんなことを思うかもしれません。

では、冷静に…頭の中ではシンプルに

貸す？貸さない？と考えます。

＊貸す→返斉されなくていいつもりで貸す。

                厳しい取り立てをする覚悟をする。

＊貸さない→断る。

                        （何て言えばいい？）

練習しましょう。

断るのが苦手なのは慣れないからです。

言葉を覚えて  何度か言ってみることから

始めてみます。

注『私も余裕ないから貸せないです』

これでは

・・・余裕ができたら貸すことになります。

貸さないと決めたなら答えが違います。

『私、お金の貸し借りはしないのです』

『これからもあなたとお付き合いしていきたいから貸せません。』

 『お貸しすることはできません。』

幾つか用意しておきます。

相手はまた『そんなこと言わないで  お願い。』

そう言われて  あなたは次にどうしますか？

『貸せません』『無理です』『お貸し致しません』

本当に貸さないのなら  期待させるように

歩みよっては駄目です。

ひたすら貸さないことを伝えます。

・・・無下に断れない（前に自分が恩を受けた）

相手や  自分が貸したい相手には

何に必要なのか聞いてみます。

理由を聞いたその上で  

自分が誰かに借りに行かないで済む

金額を試算したり  冷静になる為に

『考えさせて』『検討します』と言ってその時は

その人から離れてみます。

くれぐれも  《お金の切れ目は縁の切れ目》

だと言うことをお忘れなく。

断る時には謝らないことです。

断ることは悪いことではありません。

正当な主張だと思うことが大事です。

以外に

お金ならハッキリ断れるかもしれません。

では、小さなできそうなことを

もし肉親から頼まれて

断りたい時  何と言って断りますか？

『ＹＥＳ』と言って

いつもなら引き受ける筈のあなたが

『ＮＯ』と言って断るのは

とてもハードルが高いことです。

態度から始めましょう。

猫背にならないように真っ直ぐ立ちます。

深呼吸して体の力を抜いてみてください。

ニッコリ笑顔を作ってみます。

では…。 『用事が有るので手伝えません。』

そうハッキリと伝えます。

罪悪感も謝罪も  自分を責めることも同情も無く

只できないことを伝えます。

相手の人は少し驚くかもしれません。

『そんなこと言わないでお願い。』

そう言ってきたとします。

やはりあなたは、ニッコリ笑顔で

『どうしても〇〇で無理なんです。』

〇〇は理由を入れてください。

それも嘘でない本当の理由です。

• 体調が悪い
• 出掛ける
• 気持ちが進まない
• 約束がある（無かったら約束を作る）

本当のことを伝えて諦めてもらってください。

自分から最後まで譲歩しないことです。

もしその後気まずくても

言い訳したり  謝らないで

そっと離れるといいでしょう。

相手の人に  あなたが断ることを認識させる。

自分も断る自分を許してあげる。

その繰り返しをしていきます。

・・・でも、全部断る必要はありません。

自分が手伝いたかったら 

助けたり  力になればよいのです。

読まない新聞の購読や詐欺に出会って

しっかりハッキリ断れる

『要りません』『できません』『お断りします』

そんな言葉を言える

練習をするだけで良いのです。

少し自信が持てませんか？

あなたが自分のことを守れますように。

遠くから  あなたの幸せをお祈りします。

mary

あなたへの手紙＊お仕事

心の中に…。

誰かに伝える為に話したり  文章を書く人

誰かと誰かを結びつける人

誰かの肩を抱いて  大丈夫。と包み込む人

・・・その人は天の御使いに

似た人かもしれません。

自分自身では気づかなくても 

誰かの役に立ちたいと思っていたら

自然に役割を果たしています。

そして、その使命に気付いたら

やらずにはいられないことが

山ほど押し寄せてきていませんか？

次々に目の前に課題がやって来て

息つく暇も無いくらいで  

途方にくれることがあるかもしれません。

そう。きっと  あなたも…。あなたも。

どうしたらもっと良くできるだろう。

あれをやったら良かった。

こんなこともできた筈なのに。

誰かの幸せの役に立ちたいと

そんなことを沢山考えて  気付いてしまう。

やっぱり  あなたは天のお使いに似た

大切なお仕事をしているのです🍀

お仕事は一杯で 

時々ため息をつくかもしれません。

いいんです☝

生きていたら大丈夫✨✨✨。

明日は違ったことが始まります。

そして  助けの手✋がやってきます。

誰かに会って

あ～✨生きていて良かった。

なんて思うかもしれません。

目の前のことが  明日か  一週間後か

一年先に輝き始めるかもしれないから

慣れるまで 少し時間がかかっても

我慢強く続けてください。 

そうして  今を明るく生きていてください。

あなたには  越える力があるのです。

もしかしたら  助けと共に越えるのかもしれません。   

時間がかかっても  超えていける。

そうでなければ  こんな壁はやっては来ない…。

そう思ってみてください。

越えてから  またあなたにしかできないことが

これから新しく始まっていくのです。

ワクワクしませんか？

いつか振り返ったら 

懐かしく思える時がきます。

それまでは 目の前に在ることを

ただひたすら心を込めてやってみてください。

もし、目の前に

何も見つかっていなかったら…。？？？💦

• 気になる人に会いに行く
• 気になる場所にいってみる
• 気になることを知ってみる
• 助けてください。と言ってみる。
• ありがとうございます。と言ってみる。

そんなことをしてみてください。

幸せはあなたの内に眠っています。

見つけた《幸せな気持ち》を怖がらないで…。

そのワクワクする気持ちに応えてください。

天の御使いに似たあなたなら

きっと気づいて解る筈です。

お仕事は 

すごい❗と

みんなから誉められたり

使い切れないほどのお金を受け取ることでは

ないかもしれません。

けれど  いつも心が愛で満たされて

幸せで  嬉しくて楽しくて仕方なくなるような

ことばかり  起きるようになるのです。

穏やかで安心して

毎日を過ごせるようになるのです。

あなたがあなたの幸せを

信じられますように。

この同じ空の下から

あなたの幸せをお祈りします。

 mary

あなたへの手紙＊最近思うこと

後悔と心配と

今私は  過去のことを思う時間と

未来を心配する時間の両方を

使わなくなりました。

過去の出来事には『その場所へは戻れない』

と、知りました。

未来のことは『今が創る』『なるようになる』

そんな風に思うようになりました。

そんなことを言っても  突然フェイスブックから

過去の痛みを形にしたような

思い出のページを見たり

どうしても 

過去の話をしなければならない場合もあります。

そんな時には  其処に気持ちを向けて 

その時の感情と向き合って感じることも

時にはあります。

それは  いつもでは無いと言うことです。

それから、これからどうなっていくだろう？

そんなことを  漠然と考えることも

無くはないのです。

けれど、何故かそんなことを考える時間が

勿体ないような気がしてきて

止めることにしたのです。

・・・今、私が何を考えているか…。

もう、お分かりですよね✨

今、こうしている

目の前のこと。

今やっていることに集中しています。

今は文章を書くことです。

あなたの心の平和を祈って書いています。

・・・・・・

例えば散歩しているなら 

歩くこと。歩き方。靴の感じ。

重心  歩幅  速さをいろいろ試してみるのです。

今  自分に合っている歩き方を感じます。

空の色に見とれたり  風の強さや匂いを感じます。

咲いている花  木々の色  季節の移ろいを 

初めて会ったみたいに触れていきます。

それは新鮮で  楽しい時間です。

頭の中に通りすぎる  後悔の想いや

これから起こる不安の数々には

浮かんだら消えてもらうことにします。

浮かんでは来るのです。

でも、あっ✨感じた。

あっ✨辛かったね✨

あっ✨不安だね。✨

そんな風に思って 

通りすぎることにしたのです。

そうすると

想いは追いかけては来ないことを知りました。

自分があれも是もと細かいことに目を向けると

想いはどんどん膨らんでしまいます。

あっさりと感じて 夜になったら眠るのです。

朝になったら  真っ白な気持ちになって

新しい日を  後悔する過去にしない為

未来の不安が形にならないように

今に集中しているのです。

誰かの思い出す  私は

『笑顔がいい。』・・・などと思ったりして

楽しい時間をお会いした人と過ごします。

それだけではないけれど、

『まあまあ  そんなものかな。』と思いながら

今のことを感じます。

今外には雨音がしてきました。

虫の声が小さくなります。

そんなことの繰り返し…。

あなたは《今》から何を感じていますか？

そして  楽しいですか？

あなたが今を感じていますように。

もし、夕方に空を見上げたら

その時にしか見られない夕焼けが

待っているかもしれません。

今からの

あなたの幸せをお祈りします。

mary

あなたへの手紙＊真実

小さく小さく 縮こまっていた真実の私

誰かが探してくれたのでは  見つからない

誰かに大事にされたのでは  目覚めなかった…。

心の奥の深い深いところに膝を抱え

うずくまっていた  小さな私。

いつからかだったのか  分からない。

ずっとずっと  知らなかったような

見えなかったような  大切な私です。

そんな私は  いないと思っていたから

大切にすることも  労ることもできなくて

随分くたびれて  よれよれだけど

何故だかとても愛しくて  私は私を愛します。

そして、何か大事にできることを探してみます。

元気に輝いていて欲しいから…。

心の奥の奥  深い深いところに踞っていた

真実の私。

目覚めたから  労って大切に扱って

そっと力を与えてみます。

今まで知らなかった  私の世界が広がって

いつも不安だった気持ちは安定します。

いつも  物足りなかった毎日が

満たされていくのを感じます。

あなたの心の奥の奥 

深い深いところに踞っている

真実のあなたに会えますように。

そして  大切に扱って労って

愛して  力を与えたら

驚くような素敵✨✨な世界に

出逢えるかもしれません。

あなたが不安から解放されて

愛で満たされますように。

あなたの幸せをお祈りします。

mary

あなたへの手紙＊誂え

銀座や浅草を歩くと  着物姿の女性を

よく見かけます。

若い女性から白髪の似合う年齢の女性まで

様々です。

各々に 個性的で

お洒落に着こなしているのが美しく 

格好良くて  目を引きます。

髪型も工夫して  髪結いに行った感じでなく

自然にまとめていたりします。

ショートヘアーもスッキリとして 

また素敵✨✨です。

男性も  花火大会の有る日には

若いカップル（…使いませんか？）が浴衣を着て

寄り添う姿を見ることがあります。

歌舞伎の席にも  貫禄のある男性が素敵な着物を

お召しになっている姿を

よく見かけるような気がします。

誂え…。

昔は大量生産ということが無かったから

着物は手縫いで  一枚一枚着る人に合った寸法に

縫い上げられました。

背丈  身幅  手の長さ  皆各々に合うように

作られていたのです。

今の規制の着物から考えたら  何と丁寧なこと。

それを誂えと言います。

その人の為ピッタリにできたものを誂える。

例えば母が  夫や子供、家族の為に針仕事して

誂えたものに身を包んだら  百人力です。

身を守ってくれるような気がします。

他にも  寸法を図って作り付けられた家具や棚

昔はみんな手作りだった…。

また何時作れるか分からないから  丁寧に

大切に扱ったのに違いありません。

ものへの愛着が薄れた時代  着るものも

身の回りも  自分の歴史を知っているものは

だんだん無くなって行くのでしょうか？

あなたの側には  あなたのことを見守って

側に在り続けるものはありますか。

そして  有ったら安心するものや

身に付けると良いことがある。

そんな風に感じるものはありますか？

誂える機会は減りましたが 

長く  大切に扱うことならできるのです。

守られる程大切に  ものと暮らすのも

素敵✨✨です。

あなたが素敵✨なものと暮らせますように。

あなたの幸せを

同じ空の下から  お祈りします。

 mary

あなたへの手紙＊流れ

自然に…。

自然に感じて動くこと

それは  髪を切るような身近なことから

数日間の旅行にいくようなこと。

誰かに『はじめまして』を言うことから

誰かに「さようなら」を言うことまで

全ての中に  当たり前に起こる

自然の流れがあります。

・・・人は人だから完璧ではあり得ません。

《感情がついていかない。》

なんてこともよくあります。

自分（の感情）は置いてきぼりにされて

周りの世界は  たゆまず動き続けていくようで

痛みを感じる時があるかもしれません。

それでも  そんなままならない感情を抱えながら

自分自身も辛抱していたら 

本当はなるようになっていく…。

本流の中の一滴として  流れていくのです。

生きてさえいたら…。

・・・後から振り返って解ることです。

その時は周りと比べたりして 

切なくて悲しくて

やりきれない思いに押し潰されてしまいそうでも

いつか  朝の来ることが嬉しくなる日が

必ず来るのです。

その辛い想いを感じたあなたは

きっと豊かな人になっている。

なるようになっていく…。

それなのに  懸命に周りの結末を

自分の思う  良い方へ向けたくなるのです。

その方が幸せなことを知っているから…。

そんな小さな思いに振り回されるのを感じます。

例えば

誰かと誰かが仲良くして欲しい。とか

誰かが元気になって欲しい。とか

自分ではない  （大切な）誰かのことだけど

ずっと考えて  悩み続けて

頭の中の渦の中でぐるぐるします。

いつかきっと…。そう

希望を持って  笑顔で一緒に側にいたら

仲良しになるかもしれない。

元気になるかもしれない。

勿論小さな積み重ねをしながら…。

肩を落とす前に  明るく笑って

時間がかかっても 

自分のできることを探してみます。

見つけた自分のできることを行います。

自然に身を任す…気持ちになれたら

本当は一番楽？なのに…。

自分の理想の世界にしたい欲求を

何故か通したくなって  抵抗するのです。

後になると  あんなに執着しなくても

良かっただろうと思います。

本当は何も失う物はない。

終わって行くことと始まって行くことの

狭間にいるだけ。

その一瞬  目を開けて 

真っ直ぐに見続けられた人だけが

宝物✨✨✨を得られます。

一人の中に平和の光が灯り

そして愛が満たします。

あなたの心の中にも  きっと…。

自然に身を任せることができたら

そして目を逸らさずに

見つめたら 

いつか宝物✨✨✨を手にします。

自然に  自分自身の人生を生きるなら

有りの侭いられます。

初めは慣れなくても  日常になっていきます。

それまでは  置き去りにされた気がする感情と

ゆっくり話をしてください。

あなたのままで  自然に身を任せられますように。

あなたの幸せをお祈りします。

mary