あなたへの手紙✨明日

今日の日を無事に過ごして

辿り着く明日という日

今日と同じように 

明日が続いていく保証は

一つもないのに…。 

なんとなく

明日は来るものだと思ってしまう

病気の流行や  天災やあらゆることは

人の力の及ばないところで動いていて

変化は  時に緩やかに

時に激しくやってきて

いつの時にも

変わりゆくのだと知らせていく

心の芯が揺れないように

いつも目の前に有ることに

真っ直ぐ向かい

我が身の無事に尽くすこと

そして 

手の届かない場所に居る

寒空に電気の止まった人達が

暗闇の中でも  無事に

朝を迎えられますように…。

そう  祈ることしかできないけれど

どうか  ご無事でありますように…。

                           ＊＊＊

予想して  備えること…。

それは  何処に居ても

誰と居ても  居なくても

必要なことだから

大切なものの点検と

少しの間  暮らしていける用意をして

安心して居られるように

明かりには

沢山の蝋燭とライターと

懐中電灯と電池

車なら 

ガソリンを満タンにして

着替えの一揃えや防寒具

靴やタオル  毛布や寝袋

軍手やティッシュペーパーと

飲料水と保存食

水筒や薬類

アルコールやマスクも

貴重品も

見直して  安全な場所へ

そうして  できることを

できるだけして

安心して明日が続いていくように

小さな一人の人として

備えられたら…。

それは  明日

アウトドアへ出かける支度をして

２～３日の暮らしを助けるものたちを

纏めておくくらいのつもりになって

何処に居ても

誰と居ても  居なくても

安心を  心の中に

キープしておける気がします

空も大地も  人の暮らしも

無事  今日が続いていきますように…。

同じ空の下  この世界の片隅で

あなたが無事でありますように…。

あなたの幸せをお祈りします

mary

あなたへの手紙✨希望の光

もし  どんな時にも

心の中にほっとする場所が在るなら 

それは  とても 

幸せなことかもしれません

辛いことが襲ってきた時  苦しい時

痛みに挫かれて  苦しみに喘ぐ時

その痛みや苦しみや 

悩みや辛酸から  退いて 

安全な心の場所へ

行くことができるから…。

安全な場所は

天岩戸のように  大岩に塞いで貰って

誰にも邪魔されず  何からも侵食されず

守られているように

・・・想像して

一瞬でも  

静かになって  守られていると

感じて居られるだけで

救われるような気がします

例えその場所が  暗闇でも

自分の心の中だから

小さく光る希望を見つけて

頼りない  けれど確かに

明かりを灯してみるのです

光は  希望

（こうなったらいいのになぁ）

光は  明日

（今日と同じ日は繰り返さない）

蝋燭を点す時のことを思って 

自分の心の中に  

希望の光  明日という光を

勇気を出して顔を上げて

真っ暗な中  明かりを灯して

やっと灯したのに

強風が吹き荒れて 

灯りを消そうとしたり

雨や雪が降って 

明かりが見えなくなっても

安心安全な場所を

失うことがないように

安心安全な場所へ帰れるように

生きていることを  感じて

命あることを  賛美して

明かりを灯したことを思い出します

『大丈夫…。』

理由は分からないけれど(*^-^*)

『大丈夫。』

そんな風に思うのを

自分自身に許せたら  

希望の光の灯る

心の中の安心安全な場所を

手放さないで居られるような気がします

メイテルリンクの書いた

『蒼い鳥』のように

遠くへ探しに行った蒼い鳥は

我が家に  

心の中に住んでいて

それは  安全で

安心して居られる場所

心の中に  いつも安心して居られる

そんな場所を持てるのは

幸いなこと…なのだと思います

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

希望や  明日という未来を

想い浮かべるのに

スイッチがあったら…。

例えば

眠ってしまうこと

お風呂の湯船に浸かること

自然の中で過ごすこと

鈴を鳴らす

メガネをかける

チャイを飲む…etc.

何でもいい  誰にも分からない

自分なりの  スイッチを

いくつか見つけておけたら

その時に合ったできることをして

心の中の安心安全な場所へ 

直ぐに行かれるかもしれません

蒼い鳥に会うように

明るい光に照らされるみたいに

心の中で守られて  

元気になったら

今日  目の前に有ることに触れて

『大丈夫』だったことを思い出します

雲の中にお日様が見え隠れして

滲んだ光が降り注ぎます

時には  見失ってしまうけど

お日様は見ていてくれる…。

この空の下 

同じ大地の片隅で

あなたの幸せをお祈りします

mary

あなたへの手紙✨いつも

いつも同じように身繕いをして  

いつもの場所に在るものを使って

いつもと同じものが

同じ場所に在るのなら

安心して居られるような気がします  

時間もたっぷり使えるようになって

贅沢な気分になるかもしれません

いつも  自分の内面（気分や感情）が

ブレずに安定した状態を保てるなら 

周囲の変化は

気にならないかもしれないですが

無いものを探したり

見つからない寂しさに心が囚われたら

今  目の前のことには

なかなか集中できなくなります

身の回りがスッキリとしているだけで

気分も思考も  軽やかに

シンプルで居られるかもしれません

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

片付けは

苦手だとばかり思っていたのに

始めたら面白くて

止められなくなるのは

わたしだけではないかもしれません

大切なものが大切にされて

ピカピカしているだけで

嬉しくなることを知ったから

止められなくなるのでしょうか…。

そして  在るものと仲良くなって

いつもの場所に  いつものように

大切なものが在るだけなのに

それだけで なんだかとても

安心するような気がします

仕舞い込んだ包丁は 

毎日少しずつ磨いたから

ピカピカに光って

よく切れるようになりました

そうすると  キッチンに立って

調理するのが  とても気持ち好いのです

そうすると  食器や調理器具を

使いやすく収納したくなったり

・・・次々に

目に入るようになるのです

一つのものが  輝き出すと 

隣のものも輝きだして

良い連鎖が始まるような気がします

始めは  引き出しの一つから…。

要らないものは処分して

分かりやすく収納しただけだったのに

次々スッキリしていきます

春が直ぐそこまで来ているから

春色の服を広げて

暖かい日に袖を通すのを楽しみにして

心を遊ばせて

一日を過ごします

朝夕はまだまだ寒い…毎日ですが

小さな喜びを見つけて

今日の日を過ごします

同じ空の下  

あなたの幸せをお祈りします

mary

あなたへの手紙✨全てと共に

まあるい地球の上に

人としてこの時に生まれて

命を抱いて生きている

そこに恵まれた  全てと共に…。

目の前に広がる

青空と白い雲  ハロに包まれた太陽

陽の光に照らされたもの全て

遠くに霞む山々の影  

枯れたように見える茶色い草木

etc.

全て  整っている訳ではないけれど

それが  目の前に在るものだから

宝物

大切に大切に…。

                             ＊＊＊

探し物がなくなって 

足りないと思っていたことや

在る筈なのに無いと思っていたもの

時々  見えなくなって隠れてしまう

記憶の奥に埋もれて

忘れた頃に必要な時が来て

探し物はエネルギーを使うから

覚えておけるくらいのものと

決まった場所があるだけで

エネルギーや時間は

別の場所へ注げるようになるらしい

ものを減らしながら

そこに空いた場所は

在るものの定位置になっていく

必要なものは

それほど多く無い

目の前に現れて触れられるもの

そして  持てるのは

本当に僅かなのだから

誰かと手を繋ぐ  より

誰かを抱き締める  より

大切なものは見つからない

今  その人が目の前に居なくても

目の前に現れた時

持ち物でいっぱい過ぎて

通りすぎて行かないように

身軽でも  安心して居られる

自分になれたら好いかもしれない

少しずつ  減らして

増やさないで

探し物を止めてしまう

まだ途中…。

暖かい陽射しを浴びている時には

心の中の  持ち物も

深呼吸して吐き出して

新しい光を吸い込んで

もしかしたら

見つかるかもしれない…。

探していた  幸せの欠片

沢山のものが無くても

きっと  大丈夫

今  此処に

命を抱いて生きているから

全てと共に…。

あんなに冷たかった空気が

太陽の光に暖められて漂っていく

じんわりと次の季節が

満たしていく

この大地の片隅で

あなた幸せをお祈りします

mary

あなたへの手紙✨あなたがいるだけで

生まれてから  

最期の瞬間まで

『ありがとう』は

何回くらい言えるのだろう

『ありがとう』と  言いたいことに

どのくらい遭遇するのだろう

あなたが  この世界に居るだけで

世界が明るく輝いている

目の前に広がる世界の中に

美しい…そう思えるものと

毎日  出逢って 

どのくらい気付くことができるだろう

知らなかったこと

知りたかったこと

どれだけ 知ることができるのだろう

あなたが  この世界に生きている

それだけで  世界は満たされて

完璧に成っていく

この瞬間が最高に美しい…。

ワクワクして

完璧な瞬間にいることを

忘れずにいよう

そうして

一日の終わりには 

今日という日に感謝して

今日のことは今日に置いて

そして  眠りの中に沈んでいこう

新しい朝を迎えたら

自分自身が真新しい自分になって

初めて出逢う全ての瞬間に

『ありがとう』を伝えて

世界が輝く瞬間や

美しいものに心を向けて

自分がこの世界に  今いることを

思い切り感じていよう

あなたが  そしてわたしが

この世界にいる  それだけで

それは  特別なことなのだから

今と言う瞬間に生きていること

ただ  それだけが真実で

日々の小さな喜びを糧に

呼吸して

今の向こう側を見てみよう

寒さに固くなった体から

力を抜いて

準備を始めよう

自然が四季を繰り返すように

同じ生き物として

二度とは来ない  今年の春

春には  春を楽しんで

そうしたら『ありがとう』は

暮らしの中で  いっぱいになって

響き合っていくのかもしれない

今  あなたがいるだけで…。

そこに あなたの一つの世界が存在して

全てと響き合っていく

『ありがとう』は歌のように流れだし

ハーモニーを奏で始めるかもしれない

今日という日に

何度も

『ありがとう』を歌おう

美しいものと

輝いている世界を見つけたら

それは  あなた自身なのだから

此所に  今

命を感じて

この世界の片隅に

あなたがいて  わたしがいる

それだけで…。

今日の日に  感謝を伝えて

生きていこう

あなたが幸せでありますように…。

mary

あなたへの手紙✨今日は休日

心は動きたいのに…。

何処かから『休みなさい』そう

言われたような気がして

何度も  そして何日も

時々『休みなさい』そう

言われているような気がする

・・・そんな時が有るのです

＊勿論 いつもの妄想💦空想💨なのですが

休まずにそのままのペースで居ると

体調を崩して寝込むこともあるから

ゆっくり  何もしない日を

過ごしてみるようになりました

そんな日には  Facebookの画面が

写らなくなったり

空が真っ青で  Instagramに載せたい写真が

撮れなかったり

ブログを書こうとしても

携帯がフリーズしてしまう  なんて

不思議なことが起こります

晴れていたら日光浴

そうでないなら  ゆっくり横になって

目を閉じて  夢の中で過ごします

体や心や頭の中を

開けて見ることはできないけれど

不具合が起きていることも

あるのかもしれません

怖がらず  ただゆっくり

時には何もないで

予定を空っぽにして

自分の全てを

休ませるのは必要なこと

・・・みたいです

そうは言っても

体が止まってしまっては困ります

力を抜いて無理の無い動きをして

体が喜ぶものを摂取して

音や映像から離れて

大きく深い呼吸を心掛けて

そうやって少し休めたら  

いつもより身軽になって

《動きたい》その衝動に突き動かされて

止まっては居られなくなる…。

それまでは…。

暖かい週末

今日は休日…。

そう決めて 

日向ぼっこをして一日を過ごせたら

いつもと違う

明日が  始まるかもしれません

何かに知らされていると感じたら

気のせいではないかもしれない

大切に思ってくれる  誰かから

想いが届いているのかもしれません

だから  スルーしてしまわないで

受け取ったら  《守られている》

そう  感じられるかもしれません

暖かい陽射しが降り注ぐ

同じ空の下

この世界の片隅で

あなたの幸せをお祈りします

mary

あなたへの手紙✨お陰様

春には九十三才を迎える父が

喜寿を過ぎた母の体の不調を気遣う姿

何とも微笑ましい限りです

昭和一桁生まれの男性特有の

不器用さと寡黙さは

年を重ねても変わりません

体のあちこちは草臥れて

思うように  動かなくても

遠巻きに  自分がしてやれること

できることを探していると分かります

仲良きことは  美しき哉

人が人を思う姿は

美しいです

・・・・・・・・・・・・・・・・・

年を重ねると  どうしても

心の本来の姿が顕になっていきます

そんな姿を見せて貰えるのは幸いです

年齢を重ねてどんな姿になるのかを

同じではないけれど

想像したり  理想を描けるのは

身近に年長者がいるお陰です

自分も通る道なのだと

ささやかな  覚悟が

できるような気がします

できることなら 

年を重ねても 柔らかな笑顔と

爽やかな心でいたいと思います

父母の姿を見ていると

現実は具体的な不自由さが山盛りで

頑なさや拘りや  葛藤etc.を

もて余してしまいそう

自然に思うまま居て

心美しく居られるように

そんな  ささやかな願いの中で

健やかで在ることの幸いに

感謝したくなるのです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

未だ見ぬ世界

九十年という時を生きる術は

時に  自分本意でよいのかもしれません

動く速さも  判断する明瞭さも

以前と同じではなくなって

周りの世界とは  違っていきます

それでも  二人

思いやりながら  喧嘩して

補い合って生きている

そんな姿を見せて貰って

一日の大切さ

この瞬間の尊さを  

教えられているような気がします

お陰様で…それは

誰かや何か

特定のものでは納まりきらない

大きな全てに  感謝して零れる言葉 

何もかも  思い通りに

揃うことは無いけれど

お陰様で…。

今日一日を

無事に過ごして終われます

体は飛んで行けないけれど

離れて居ても  心は共に…。

二月の暖かい日に

あなたの幸せをお祈りします

mary