最近 真っ青な空に なかなか出逢えません 山の端から生まれた大きな雲が くっつき合って 青空を覆ってしまうから 青空に白い雲の泳ぐ空が 大好きだから…。 ちょっと残念な気持ちになります そんな風に 空ばかりではないけれど 大好き…に 会えないことが増え…
過去の出来事は 心の持ち方で 消してしまいたくなったり なければならないと思ったり 同じことなのに 時により 違ったことを思います 過ぎたことを 心の内から 消してしまうことはできないから 浮き上がる記憶は 色を変え その時々に語りかけてきて 様々な想…
久しぶりに やっとお日様が出て 爽やかな一日 少し冷たくなった秋風に吹かれて ふと 身の回りに心を寄せます 心地よいものが身近にあると 目にするだけでホッとして 何ともいえぬ安らぎに包まれます 反対に ごちゃごちゃしていると 落ち着かなかったりして……
秋雨の音が響いて 思わず本から目を離し 滲んだ外の景色を眺めてみます 雨に濡れた 山茶花の花 まだ 色付く程ではない 黄色味を帯びていく草木の色や 冷たい空気に 一年の終わりが近付いて来たことを 感じる頃となりました 今年 出雲大社で毎年行われる 神在…
百合科のホトトギスの花が 庭の片隅に咲きだして ホトトギスの花言葉を思い出す 『永遠にあなたのもの』 『秘めたる意志』 夏の終わりから晩秋にかけ ひたむきに咲き続ける姿から こうした花言葉になったのだとか…。 花名の由来は 鳥の不如帰の胸の模様に似…
ある日 目が覚めたら 今迄と全く違う世界に居るような 気がすることが 時々あります 酷く体調を崩した後や 苦しいと感じる体験をした後 初めて行った場所から帰った後 理由が全く思い当たらない…。 そんな時 『あら…?』と 思うことがあるのです それは 物語…
あなたが其処に居るだけで あなたがこの世界に居る それだけで 心は安堵して 穏やかな気持ちがフツフツと 音を立てて湧いてきます あなたが生きている それだけで あなたの欠片が この世界の一部になって現れて それだけで 心は元気になって 跳ねだしてしま…
後 数日で秋分を迎えるのに 秋晴れは殆ど見られない今日この頃 お元気にお過ごしでしょうか? 空も大地も人の暮らしも 思うようにいくことばかりは ないですけれど 穏やかでありますように…。 *** 人は肉体によって個体を認識し 誰なのか 何者なのかを判…
言葉はいらないのかもしれません けれど 伝える為には 言葉しかないと思っていたから 拙いけれど言葉を紡いで 今日 上手くいかなかったことでも 明日何かが変わって 上手くいくかもしれないから 明日の風に吹かれてみようと 言葉にしたり 目に見えないほど …
大袈裟なことのようですが ふと 頭に浮かんだ問い…。 『もし今日で世界が終わるなら 最期に 何を食べたいだろう…。』 ・・・最後の晩餐。 なかなか答えは出てこなくて それでも 何かある筈…と 問いの答えを探してみます 年齢からなのか それとも 毎日 テレビ…
人と人 あらゆるものは どれ一つとっても同じでないのに 比べてしまってたら 窮屈で 無いものばかりが見えてきます どんなに想いを重ねても 人と人は 想いも形も 能力も 意志も思想も 持ち物も 食べるもの 見るものでさえ 全く同じになることはありません 同…
人生の大きな転機に遇うまでは 命を喪うことの意味も 今 恵まれている命のことも 深く考えることは なかったような気がします 身体の中で コトコトと音がして 心臓から血液が送り出されて 幼い日の 眠れない夜などは 枕に付けた耳元で 規則的にコトコトと響…
明日に希望が見えない時には 何も信じられないから 一生懸命努力して 頑張ってしまいます 『頑張ったら上手くいく』 そう 思うから…。 自分の思ったような 明日にしたくて 頑張ってしまいます そんな時 肩の力を抜いて 空を見上げて 『明日は明日の風が吹く…
様々なことが同時に起きたり 予想もつかない 自分の許容量を越えた出来事に 遭遇した時には 自己の崩壊を防御する働きが 誰にも自然に 備わっているのかもしれません 思考の停止や 動作の停止 記憶機能の停止…etc. だから 大きな出来事に襲われると そこだけ…
人は人の中に 何を見るのでしょう…。 目の前にいる人 隣にいる人 それから 会いたくても会えない人 会いたくないのに会ってしまう人 不思議な糸に結ばれて 出逢った 幾つもの縁 *** 一つの生を全うする その人生は それほど長くはなくて その日々の中 さ…
一つのことに没頭して 一つのことを続けて 一つのことを手渡していく 『棺の中までは持っていけない』 幼い頃によく耳にした言葉 欲張らないように…なのか それとも拘らないように…なのか 戒めるように聞かされて こうして長い年月生きて 親しい人を送る度 …
今朝の空は朝焼けの 柔らかなピンク色です 蝉のコーラスの主旋律だった アブラゼミの声は 日に日に小さくなって ツクツクボウシに代わっていきます 日中の暑さが部屋を暖めて 熱帯夜…そんな日もありますが 夜は よく眠れていますか? よく眠れるようになると…
恋をして 誰かのことを 世界中の誰よりも 大好きになって 相手のことを想っていたい 心当たりが あるでしょうか…? 止まらずに 止められずに ・・・想えるのは 幸いです 喩えその人が同じように 想いを返してくれなくても 素敵な人に出逢ってしまうと それま…
一つの出来事が起きた時 たとえそれが どんなに悲惨だったとしても そこに良いことを見つけ フォーカスできるなら それは一つの才能かもしれない 足りないことや 失敗や 上手くいかないことは 絶えず目の前に知らされて 行われ そして 何故か 見えやすい そ…
夕べは満月 けれど 曇り空で 雲が厚くて 残念に思っていましたが それでも日が変わる頃 少しだけ白い光のお月様が顔を出し 逢うことができました 近くには 木星が…。 それから深い眠りに就いて 珍しくグッスリ眠った気がします 朝になって バラバラ音がして …
小さなものへ 遠くのものへ 見えないものへ 触れられないものへ 想いを寄せるのは 簡単なことでは ないのかもしれません それは 生まれたばかりの命や 地球の裏側に生きる人々 表には現れない心の動き 海深く 土深く在るものも 意識しなければ無いのも同じ …
両手を開いて 指を伸ばし 胸の前で掌と掌を合わせて ・・・それは 幼い頃から身に付いた祈りの形 手を組んだり 印を結んだり 胸に手を置いたり ひれ伏したり 掌を空に向けたり 祈り方は いろいろ 祈る対象も 祈ることも 各々 そして 祈るか 祈らないかも 自…
初め 恩は恵みの意味で 神からの恵み 佛からの恵みを 指したらしい…けれど 今では 人の情けや行いを 受けた側が 有難いと思うようなこと へ 意味が変化して 《恩》と言うのだそう そのどちらの意味も含まれた 《恩》を受けたことがない人は いないかもしれな…
穏やかさは人によって各々で 感じ方も 表し方も違います もしかしたら 自分は穏やかなつもりでも 周りからは そうでなく写ったり 過去の残像のままなら 今は見えていないのかもしれません 穏やかな風景を頭に浮かべる時 水面に風が作る波紋を想像して どのく…
若い日には愛が何かも知らず 愛することがどんなことなのかも 分からずに大きくなって 傲慢に 不遜に 世界を自分の目で見たものだと 大きな勘違いをして そんな思いすら気付かずに 転んだり 傷ついたり 痛んだりして 自分自身の体験や 目の前に見えるもの 食…
読み返すと 違う本を読むような 全く別のものを見ている感覚…。 本棚に仕舞われている 又は 部屋の隅に積み上げていた 本を 読み返した時の ・・・あの感じです 『いい本』なんて 昔の自分を誉めたくなる時が 時たま 訪れます 今回も…積み上げた本が崩れて …
みんみん蝉の一際大きな鳴き声が 雨降る中で響きます あぶらぜみやじーじー蝉も 小雨になった途端に 一斉に鳴き出して 雨にも負けず…。 宮沢賢治の詩のよう 日照りの暑さにも負けず 思い切り 蝉は蝉の一生を終えていきます *** 人は…。 その蝉の何世代先…
我が家の周りのお盆は七月で 一月早く訪れます それだから八月の今頃は 違う調子の日常を過ごします 同じ流れの中には居ない ちょっとズレている感じです 昔、お盆には 〇〇をして…。 例えばそれは お盆前に お墓のお掃除や お仏壇のお掃除をして お仏壇の外…
雨が降り続くと 晴れて欲しくて 日照りが続けば 雨が欲しくて 大勢で暮らしていると 一人になりたくて 一人でいると寂しくなって 誰かと居たくなる…。 無い物ねだりは 生きるのに大切で 必要な力かもしれません 生きている世界を より楽しく より心地よく よ…
我が家のカレーは ルーから作ります でも ここ最近は ほんの時々作るだけ そして 市販のルーで済ませます 自分の為だけに カレーをルーから作るのは ハードルが高めです そんな殆ど作らなくなった カレーを今日はルーから…。 雨降りで涼しくなったのと たっ…