溢れる思い
今また涙が溢れます。
それは、哀しいとか、苦しいとか、
そういう涙💧ではないのです。
ただ溢れてくる涙です。
～～～ずっと一緒に生きて来て
誰よりも大切に思っていた
信頼も誠実も愛情も
全てを満たしたパートナーは
病を得て 今は天国にいます。
周りの普通の家庭と同じように
一緒に年を重ねて行くと
疑うことはなかった日常は
一瞬で変わってしまい
たった７ヶ月の闘病生活を
駆け抜けるように逝ってしまった…。
あの日から３年も経ちます～～～
それでも
突然『ぶわっ』と溢れる涙には
やっぱり未だ
慣れることはありません。
頭に浮かぶ 妄想❔空想❔の中で
誰れの流す涙なの❔…。と、聞いてみます。
あの時の私❔
今の私❔
それとも、誰…❔
そう思いながら、
そのまま
「今は涙を流してもいいよね。」
なんて思うのです。
心の中にある思いは変化して
流す涙は
その時その時違っていきます。
過去の日々も 今静かに
優しく語り掛けてくれています。
自分が回復するために随分工夫して
考えることに注意している筈なのに
元気そうに見せようとしたり
嫌なのに我慢しようとしたり
時折気持ちと反対のことをしようとして
「違う。違う。」
そう言って方向転換をしてみます。
そんな日常の中で心を揺らす
重たいゴツゴツした塊たち。
でも、それとは違う。
どこからか溢れる思いがやってきます。
もし、それが
あの人の思いなら
私が涙を流せばいいと思います。
伝えてくれて
感じる思い
手を握り
抱きしめることは叶わなくても
思う気持ちは伝えられます
共にあること
私の中に大切な人が生きています。
私と共に在るのです。
冷たい雨が降るときは
明るい陽の光にあの人を思います。
雨の恵みに感謝をして
通り過ぎて行く景色の中に佇みます。
空から降る雨に
雲の上のあの人を感じます。
降り注ぐ陽射しを思い
守られていることを信じます。
涙が枯れることはないけれど
涙を流すのは辛いことではなくなりました。
喜びも哀しみもみんな受け取って
生きているからできること
命があって感じることを
抱きしめます。
生きる場所から
生きているこの場所には
もうすぐ冬がやってきます。
そろそろ手袋やマフラーが活躍する季節
足元も 暖かくして過ごします。
生きている身体には
必要としてることを
面倒でも手当てしないといけません。
病には医療が必要。
でも
人としての自分を大切にできるのは
人の思いだと思います。
そして
大切な人を大切に思える。
それは、とても素敵なことだから
できるなら
「あなたのことが大切です。」
そう何度でも
言葉で伝えられると良いですね
きっと誰かの一番の薬になると思います
小さな幸せを数えます
誰れかの幸せを祈ります
泣き顔が笑顔になったら
それだけで幸せです
あなたの大切なのは
自分自身。
あなたの大切なのは
愛する人。
あなただけの大切な誰かへの
溢れる思いは無限に広がっていきます。
いつかその思いが届きますように
心からそう願います。
そして
あなたの幸せを心から祈ります。
涙は切ないけれど乾いていきます🌈。
以下に過去記事を載せました。
読んで頂けたら嬉しいです。
では、また。お元気で。
marymateria1113.hatenablog.com
mary
