色付いて
寒さが急に訪れたので
今年の紅葉は美しく輝きます。
足元まで紅や黄色に染まります。
光の向き
黒く見える山々の
頂きだけに日が射します。
照らされて色付いた木々が光っています。
光の当たる場所に在るもの
光の影に在るもの
いる場所は違っても同じもの
山は山。川は川。木々は同じ色なのに
その時の光の向きで
華やかだったり 暗くなったり。
見えるものが全てでは無いようです。
今が全てでは無いようです。
それさえ知っていたならば
あなたはあなた。私は私。
例えその時違っていても…。大丈夫。
光が当たっただけなのです。
影が差しただけなのです。
人の一生光の下に在るときは
誰かを照らす光になって居られたら。
影差す時には見えないけれど
自分が自分で在ることを
信じたままで居られたら。
季節を越えて
何処を向いても笑いかけるように
山や木々が輝きます。
青い空に白い雲
見る間に形を変えて呼び掛けます。
同じには戻らない
同じことは起こらない
光も影も
通り過ぎていくのです。
季節は変わり行くけれど
その時出逢った瞬間の 光の時も影の時も
あなたはあなた。私は私。
春には桜
初夏には若葉
秋には紅葉
冬には雪化粧に染まる山
その時に出逢っていきましょう。
あなたが、出逢う季節の中に佇む時
日向の時も日影の時も
あなたのままでありますように。
あなたの笑顔を祈ります。
以下は過去の記事です。お読み頂けたら幸いです。
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