あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙・愛

大切に思い合う安心できる居場所があります。

自分の世界に在った確かな居場所を見失って

迷子になって  何かを探しているうちに

『愛を分かち合いたい。』漠然と思いました。

 

「愛って何? 」

そう聞かれても、

それまでの人生で愛の定義を言葉にする

術がありません。

でも

沢山の人に出逢って

厚意を受け取ることをしていくうちに

受け取ったままではいられない想いに駆られ

その時の呟きが『愛を分かち合う』でした。

傾けてくれた思い

注いでくれたエネルギー 

出逢ったことの全てに

『愛』が溢れていたのです。

 

この人生から失った『人』そのものを

『愛』と呼ぶことができます。

その人への『思い』そのものが

『愛』だったのだと感じます。

それは特別なことでなく

ありふれた日常に

誰の心にもあるものでした。

💦💦💦

そう気付くのに大分時間が必要でした。

こうして言葉になるまでには

もっと時間が必要でした。 

 

“受け取っている『愛』と

『愛』を注ぐ対象に恵まれる幸せ。”

それだけで人生は豊かで恵まれているのです。

生まれて生きて知ることの全てが

『愛』という暖かい空間に繋がっていきました。

 

心のレンズ

少し前、何をしても不安だらけで

自分を貶めるような思いが刃になって

傷つけました。

 

その時見つめていたのは…『失ったもの』

その輪郭をクッキリさせることばかりに

力を注ぐ日々でした。

可笑しいですよね。

苦しみという深い暗闇に飛び込んでばかり。

周りの世界で起きていることとは少し違う

自分の心の中で起きていること

別の痛みを自分で作り出していたのです。

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😓小さな庭を手入れしている人影を見て

今はもうこの世界にいない人の影と錯覚します。

次の瞬間違う人だと確認して

いないことを思い知ります。

そうして、心の中で  また失います。

😢沢山の人が行き交う街角なのに

寄り添う老夫婦の姿を見つけては

自分の未来には永遠に訪れない日々を見て

隣に空いた大きな場所を見つめます。

まるで

真冬の時期に  「何故桜は咲かないの?」

と言って駄々をこねる子供のように。

無いものを欲しがってばかりです。

返ってくる答えはシンプルに

「ない」という事実だけ。

 

痛みを伴いながらも  自分で考えている

その時間が必要だったのだと思います。

どんなことをしても  取り返せない現実を

見つめた分だけ内側は満たされていきます。

 

この瞬間から見つめていくのは

『暖かい気持ちで思い合う空間』です。

苦かった筈の思いが

今は導いてくれます。

そして、素直に

その気持ちのまま居ることにしてみます。

 

大切なことは今の中にあることを

そっと感じてみるのです。

 

『愛』って何?

人によって違います?

 

溢れ出す愛(思う気持ち)が

あなたに届きますように

晴れた空を見つめて

あなたの見上げる空に続いている

そう信じて

あなたの幸せを祈ります。

 

人の一生はひとりでは成り立たないと知りました。注ぐ愛情も受け取る愛情も同じように重要でした。以下の少し前に書いたブログも読んで頂けたら嬉しいです。

marymateria1113.hatenablog.com

 

 mary