あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙・黄泉

見えない世界

温かい陽射しの中で微睡む時

ふっ。と、会ったことの無い人や

亡くなって彼岸へ渡った人が

側に居るような気がすることがあります。

妄想💦?空想💨?と夢が入り交じって

何となく感じます。

 

気配を感じるだけの時

隣に居るように感じる時

手を握ってくれているように感じる時

胸を締め付けられるように感じる時

包まれるような感じ

声が語りかけるように感じる時

顔が浮かんで見えるように感じる時

その時によって色々です。

勿論、妄想💦?空想💨?なのですが…。 

 
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その人と解る時

大切に思う人なら尚更強く感じます。

近くにいるような気がします。

 

怖がらないで

知らないことや解らないことは

それだけでドキドキします。

誰かに説明するのには…。

経験した記憶は直ぐに薄れて

覚えていなくて困ります。

一緒に体験できたら説明はいらないけれど

人と共有する術を知りません。

無理に理解して貰うことはできません。

 

注意深く耳を傾けて感じるだけ

それだけで空気は穏やかに変わります。

何かをしたくて堪らなかったら

そのまま感じて行います。

お墓参りに行ったり

般若心経をお唱えしたり

人に伝えてみたりするのです。

 

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終わりの後の始まり 

見える世界で命を終えて

人が終焉を迎えた後は

何が始まって何処に行き着くのでしょう。

 

終わってしまうのは肉体だけで

失うのは見える世界のことだけなんだ…。

そんなことを考えます。

 

この人生を生きている間には

まるで関係無いように感じるけれど

いつか終わる日があることを

皆知っています。

それが何時なのか知らないだけです。

 

目に見えるものは言葉や形を表して

解りやすいものだから

他人に説明する術が見つかります。

そして物の形があることで

社会に認められたり

豊かさを感じるのは容易いのです。

 

けれど、見えない世界は

唯感じるだけしかないのです。

此処に生きて居て持てるもの

此処に居るから持てるものを知ることは

何を大切にして生きるのかを

考える手懸かりになるような気がします。

 

祈り

できるのなら

自分の内はスッキリとしていられるように

自分の周りに広がる世界は

あたたかい空気に包まれるように祈ります。

 

祈ることと望むこととは

少し違うような気がします。

善きことを祈る私でいたいと思います。

 

そして、間違えてしまったら

正直に「ごめんなさい。」

と、謝る私でいたいと思います。

見えるものにも見えないものにも

そうして居たいと思います。

 

確かなことは

此処に

在るということ。だけなのです。

 

何もかもが空を渡る雲のように

変わり続けるものだから

目に見えるものでも

見えないものも

見定めることはないのかもしれません。

瞬時に確かに見た気がしても

次の瞬間に同じではなくなっていくことが

本当なのだと感じています。

 

小さな私の中の世界では

温かい穏やかな空気が広がって

何事に遇っても変わらず明るく笑っている。

そんなことを想像します。

 

今は忘れてしまっている記憶の中に

肉体が終わる日に起こることは

仕舞ってあるような気がします。

 

まどろみの中で

夢をみたように

けれど鮮やかに起こること

今は自然に一部になってしまっています。

知っていくのは

興味深い面白いことばかりです。

 

何も決めずに何にも倣わずに

唯そのまま

普通に暮らして笑っていようと思います。

 

そうして誰かの幸せを祈れることが

幸せなのだと感じています。

 

あなたが一瞬の幸せに包まれますように

青空に浮かぶ白い雲を見つめながら

あなたの幸せを祈っています。

 

mary