あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙・創造

あき

生家は商いをしていました。

商い=飽きない

『飽きない』飽きずに続ける。

秋がくる=飽きる

と言う意味合いから

何かを選ぶ時  秋の柄を嫌いました。

 

面白いもので

そうして言葉合わせによって

相応しいと好むもの

忌み嫌うものを聞かされて育って来ると

ものの選択肢が狭まります。

縁起を担ぐことや失礼にならないことを

教わって知っている気になりますが

それが全てで通用する訳ではありません。

 

当てはまる世界はほんの小さな世界です。

そして

常識と呼ばれるものは

刻々と変化していくものなのです。

 

教えて貰った宝物は

自分の中に大切にしまって

時々そっと  知られずに使ってみます。

押し付けることがないように

相手の方の幸せを祈ってそっと使ってみるのです。

 

窮屈な考えに縛りつけてばかりでは

不自由になって

生きる力は弱まるばかりな気がします。

必要になったら出して

上手に使うくらいが丁度良い

是も非も決めずにいたい

そんな風に思います。

 

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本当のことを知るのには

在ることで見えなくなることが沢山あります。

身につけた習慣

価値観

知っている知識

経験

社会の評価…etc.

本当のことは目に見えない中にある。

生きてきた世界から解き放たれた時に

(もちろん意識の上でですが…。)

見えることもあるのだと思うのです。

 

他から与えられた価値観は

家庭環境、教育など

関わった周りの全てから影響を受け

時には強く  時には静かに染み込んで

形作られていきます。

それは社会生活を行う為に

不可欠なので必死で身に付けてきたのです。

 

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 作品

創造する時に必要なのは

“生まれた時のままの感覚。”

だったとしたら

生きる為に学んできたものに隠されて

見えなくなっているものに出逢いたいと思います。

 

他人や社会の価値感から生み出していたら

自分の作品は永遠にできずに終わってしまいます。

言葉を紡ぐのも

絵を描くのも

音楽を奏でるのも

料理することも

写真を撮るのも

生き物を育てるのも

みんなその人の持っているsenseによって

生み出される作品たちです。

 

できるなら自由に決めて

周りのルールと合っているなら

それが一番素敵なことだと思います。

そうでなくても

自分の土壌(心)に生み出した

育てるものの力を信じて居たいと思います。

 

其処に咲く花の色が

予想通りでなかったとしても

愛でて喜べる自分でいたい。

そんなことを思います。

 

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思い描く世界に

目を閉じて?

目を開けたまま…?

頭に浮かぶことに集中します。

 

幸せな自分のことを創造していますか?

誰かが笑って居る姿が其処にありますか?

 

それが未来に起こること。

そう思うようになりました。

思いは形に現れるのだと感じています。

 

ニコニコ笑って幸せそうにしている姿を

いつも  いつでも思い描くことができるよう

素敵なイメージを創造します。

それだけで良いのだと思います。

それだけが大切なことのように感じます。

 

誰かに思いを貰っても

誰かがどんなに心配しても

自分が明るく笑っていたなら

誰かの思いも心配も

みんな一緒に

爽やかに笑い合える気がします。

 

何かをしても

しなくても

全て自分で決めたことになるように

思うことができたらいい。

そうして自分の行ったことと

自分自身が離れずに一つでいたいと思います。

 

体調も気分も意思も

全ては次に繋がっていくことだから

感じたり知ったり伝えたりして

生きやすくなるように

温かく穏やかに満たされていようと思います。

 

あちこちに小さな春を感じて

温かい気持ちに満たされます。

そして此処から

あなたの幸せを

お祈りします。

 

mary