あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙・感動すること



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と或る日

バスツアーに行った帰りの車中でのこと。

 

「あまり感動しなかった…。

    年を取るって  そう言うことなのかな?」

どこからか聞こえた  誰かの呟きのような

さみしい響き・・・。

空耳…。ではなくて

後ろの席かららしい女性の声でした。

 

今まで色々な場所へ行く機会が有って

美しいものを見てきたのでしょうか。

 

生きていると沢山のこと  沢山のものに触れ

以前感動した経験がハードルを上げて

『こんなものか…。』

そんな風に  感じることが

有るのかもしれません。

 

心を動かされることって

・・・だんだん減ってしまうのでしょうか?

100年生きたら  感動することは

無くなってしまうのでしょうか?

それは困る~💦

 

そこで  また考えます。

 

いつまでも変わらずに感動するには

どうしたら良いのでしょう。

 

誰と一緒か

何時なのか

出逢う時期

出逢う場所

その時の自分との相性によっても

感じ方は異なるのかもしれません。

 

そう言う私も   

以前訪れた場所に再び立ち寄って

???と感じることがあるのです。

来たことあるかも?

忘れっぽいのか 

それほど今を邪魔しないので助かりますが

心を揺さぶられるハードルは

上がるかもしれません。

 

以前書いたように

御朱印を頂くようになってから

何時  何処を訪ねたのかが

今迄よりも分りやすくなりました。

 

写真を撮るようになってから

短い滞在時間で  目の前の風景に

集中しやすくなったかもしれません。

その間は夢中で素敵な場所を探しています。

 

季節が違ったり  集まる人が違ったり

まるで同じにはならないので

また違う興味深いことが起こっています。

 

前に行った場所も  刺激的?

に感じたりします。

『初めてこの場所に来たみたい…。』

 なんて思ったりするのです。

 

そして、不思議に

行った場所に

『また行きたい』 と思うときもあるのです。

 

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そんな今の私ですが

以前は(幼い頃からつい最近まで)

何を見ても驚いたり  ワクワクすることを

感じられずにいたのです。

 

それはまた次の機会にお話しすることにして…。

 

鼠色の雲が  雷と雨を連れてやって来ました。

 

かえるが賑やかに鳴き出しました。

 

感動することに近づいて行く…。

それは  自分のセンサーを使って

見つけ出そうとしなくては

たぶん辿り着けないかもしれません。

 

今日の中に  ささやかな感動する瞬間が

有ったら素敵✨✨✨だと思います。

 

雷鳴と雨音が響くこの世界から

あなたの幸せをお祈りします。

 

mary