明るい方へ
瞼を閉じて 眠りの中に落ちていけず
再び暗闇を見つめるとき
自分の存在が心許なくて
落ち着かなくて
気持ちだけ ウロウロします。
日が昇る刻を報せる 鳥の声
白んでくる空の色
辺りを冷たくする一瞬に
一日の訪れを感じます。
頭の中でジーンと振るえる
一本のピアノ線(妄想💦です。)
少しずつ 周りの空気に震えながら
小さな音を奏でていきます。
その音が体の中へ伝わって
じんわりと 動き出します。
明るい方へ…。
窓を開けて
空を見上げて
今日という日に在ること
それだけを ただ感じます。
この雲に出逢ったこと
青空を見られたこと
朝露の煌めきが震えたこと
その全てが奇跡✨✨✨のように
輝いて 私の瞳から飛び込んで
私自身を創っていきます。
ぐっと込み上げる 大きな思いに
涙がこぼれてしまいます。
暖かい 爽やかな涙になって
私から零れていきます。
こんな日は 私であることに
心の奥が震えます。
こんな日は
この世界に在るもの全てが
奇跡のような気がするのです。
いつか全ての許へ
涙が零れてしまうようなこんな日が
訪れることを願います。
込み上げるような悦びに
震えるような瞬間が
誰の許にも 等しく注がれますように…。
あなたのことを想います。
幸せなことを願います。
mary