あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙・潤


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雨の恵みが少なくなると 

土がどんどん固くなります。

植物は固い土の奥深くへと 

水を求めて根を張ります。

・・・生きるためにできること。

 

人として  この世界に生まれ落ち

何を求め  根を伸ばしてきたのでしょう。

ふっと立ち止まって  自分のことを考えます。

 

 

 

自分の根がしっかり張っていたら

嵐のときも  日照りのときも

立っていることはできるのだろうと思います。

嵐にも  日照りにも

そこに在る草木を見て思います。

 

枯れかけて  その根が求めて行く場所に 

在るのは潤いなのだとしたら

人の根が求めて止まないのは

愛(大切に想うこと)かもしれないと思います。

平和(安らぎ)なのかもしれないと思います。

そして  いつか根をしっかり張って 

揺るぎなく立てたなら

見つめる未来に見えるのは  《希望の光 》

なのではないかと思うようになりました。

 

 

どうしても  どうしても

大切に思えない…。

そういう相手がいるくらい世界は広いのです。

どうしても  

大切にしたいのに見えなくなる…。

そこからの縁がなくなっているのでしょうか。

 

それでも人は  その先に根を張って

愛を求めて生きていくしかありません。

 

 

どうしても  どうしても

傷ついてしまう…。ことに出逢います。

どうしても

傷つけてしまう…。のなら離れてみます。

 

自分の心の中に安らぎがあれば

何処でも安らぐことはできりのかもしれない。

そんな風に感じます。

 

 

未来の世界に希望の光を見る為に

無理にでなく  自然に

隣の人を大切に思えたら幸いです。

 

傷ついたと思わずに向かい合って  

越えられる今日ならば

健やかでいられます。 

 

潤いを求めて根の伸びた先に

愛(想い合う暖かい空間)がありますように。

そして  根を張って

一人でもしっかり立つことができたら

隣の誰かに  暖かい想いが伝えられるかも

しれません。

 

 

何処かに生きるあなたのことを思います。

遠くの同じ空の下

あなたの幸せをお祈りします。

 

mary