あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙・固まる小さな私

違い

小さい自我は自分と異なる集まりの中では

固まってしまいます。

・・・そんな時ありませんか?

それは自然なことかもしれません。

 

周りの人と共通点が見つかりません。

だから  何を話したら良いのか

見つけるのにかなり時間がかかります。

 

見つからないと思っていた言葉が

今は見つけようとしたら

見つかるようになりました。

 

『お疲れ様でした。』とか

『有り難うございます。』とか

『お世話になりました。』くらいあれば

十分なのです。

『はい』

『いいえ』

『はぁ』

『へぇ~』

『ふ~ん』

『そうなんですね』

でもいいかもしれないと思います。

 

聞かれたことには正直に 

だいたい答えて

自分の全ての中の一部の真実を伝えます。

 

 

心の中で  誰かのことを思う時

自分と違うことを《違う》と認めたら

随分楽になるような気がします。

 

其処に目的さえ有ったら

席を立つことはありません。

 

特に『違いますね。』と言わなくても

その調度良い距離を空ければいいのです。

 

人と人の距離は自分が決められる

大切な選択肢です。

 

隣に居ても  同じ空間の中に居ても

其処に居る  とだけ認識していれば

他の細かいことを見る必要はない気がします。

 

 

 

では・・・外側の世界から自分を守ったり 

無理しないようにするのには

どうしたらいいのでしょう…。

 

私は自分の回りを囲むラインマーカーを

持つようにしています。 

自分の好きな色  落ち着く色で線を引きます。

(勿論イメージの中でです。)

 

そして  此処までは『どうぞ』

此処からは自分だけの安心できる場所だから

『ご遠慮ください』

そう見えるようにラインを引きます。

妄想💦空想💨だとしても…強力です。

 

もし  それでも誰かが無理に入ってきたら

ニッコリ笑って『ごめんなさい』

そう言ってもう一度ラインを引き直します。

 

いつか  もっと自分を信頼できたら

ラインは内側に…。

それとも境はなくなって

ラインマーカーも要らなくなるかもしれません。

 

それまでは…。

ゆっくりじっくり  自分を造っていったら

いいのだろうと思います。

 

踏み込まれて痛いと感じた時

そのことを見ないようにすることはありませんか?

見ないふりをしていると  いつまで経っても

傷が癒えることはありません。

 

『痛い』場所や人からは

自分を守っていいのです。

 

いつか時間が経って傷が癒えるまで

距離を置いていいのです。

 

それまでは自分にしか見えない

ラインマーカーを使って

自分を守ってみてください。

 

固まってしまうのは

小さな私だけかもしれない…。

でも、もし

固まってしまう誰かに読んで貰えたら

そんな私が  生きていて

楽しいことや嬉しいことに出逢えるのだと

知って貰えたら  幸いです。

 

あなたの幸せを

遠くからお祈りしています。

mary