あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨一年


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振り返って

今年一年を振り返ってみます。

そんな時期になりました。

 

一年かけて取り組む

幾つかの課題を自分に与えることにしました。

 

少し前までは

家族や親戚や地域の繋がりを優先して

自分の課題を決めることなど

無かったように思います。

 

課題を意識し始めたのは昨年からですが

・・・今考えると

その少し前から  意図せずに

階段を一歩ずつ上がるような 

小さな課題に取り組んで来たのかもしれません。

(少しずつハッキリした形にしたのが昨年です。)

 

課題

私には哀しみの感情を引き出す

スイッチのようなものがあります。

幾つかのキーワードが心に深く刺さり

感情が揺れてしまいうキッカケになります。

 

《祭り》《病院》《虹🌈》であったり 

《富士山🗻》《花火》etc.がそれです。

 

穏やかな気持ちで考えてみると

・・・これからの人生を生きる上で

《キッカケ》を避けるように生活をするのは

《キッカケ》のせいにして逃げているようで

後ろめたさを感じる…。気がしてきました。

それならば  キッカケにとなるものに

新しく記憶を加えよう

(出来事を再び経験する)と

決断したのでした。

 

今年の課題は  花火です。

 

4年前の神宮球場の花火の日

或る辛い出来事を経験しました。

それからどうしても花火の美しさより

過去の出来事の方が  余りにも強烈で 

楽しむ気にはなれずに避けてきたのです。

 

今年  花火を経験して  新しい記憶を創ること。

そして  花火をただ花火として楽しむこと。

それだけを目的に  取り組むことを試みました。

その初めは  大曲の花火大会へ行くこと。

 

夏の終わり近く  のどかな田園風景の中

じんわりと一ずつ上がる花火は清々しく

美しいものでした。

 

都会の雑踏の中で見る賑やかな花火とは

まるで違った赴きが  痛みを洗い流していきます。

 

一瞬時が止まるような錯覚に陥って

周りを見回してしまいます。

真っ暗と光の間で 

此の場所と時間を記憶に刻みこみます。

 

そして

もう同じ記憶は甦っては来ないのです。

少し薄く  遠くなった記憶には

まだ小さな痛みが残ります。

 

余談ですが  大曲でカメラマンの方に勧められ

初冬の恵比寿講花火へも行ってきました。

お陰で今年の課題  花火をただ味わうことは

完全にクリアしました。 

もう  大丈夫✨✨

 

来年からは  何処の花火に行っても

花火を花火として味わえることでしょう。

 

まだまだ今年の出来事は沢山ありますが

それはまたの機会に…。

 

そうして年は暮れていきます。

新しい年は明けていくのです。

 

在ることや恵まれた良いことを数えるなら

振り返るのも素敵✨✨です。

 

そうでないなら

前を向いて  来る年の希望を数えて

時を送るのはどうですか?

 

一年はあっという間に過ぎていきます。

 

たった一つだけでも

小さなことが乗り越えられて

世界が広く感じられたなら

それだけで  一年生きて来られた意味が

あるような気がするのです✨

 

自分に恵まれたものを数えて

今年を終えられますように。

あなたが幸せなことを

お祈りします。

mary