あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨ハンディキャップ


f:id:hinatamary1113:20190219093307j:image

 

私たちは皆  等しく

同じ命の重さを持っていて

誰もが尊い存在です。

 

それは  何一つ持たずに

裸で母親の胎内から生まれ出て

何一つ持たずに  死の淵へ旅立っていく

その時のことを思うから

尚  感じるのかもしれません。

 

ところが  そんな風に

自分以外の世界を生きる人々を

『皆等しく尊い存在である。』

とは  なかなか思えない時があるのです。

 

 

例えば

大きな災害に遭っている

遠くの人の痛みなら

自分から寄り添って

思いやりたい気持ちになるような気がします。

 

けれど、身近かな環境で 

家族や地域の小さなコミュニティーだと

小さなボタンの掛け違いなどから

相手の気持ちに寄り添って

思いやろうとは  思い難くなるのです。

 

そんなこと  ありませんか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

人には  見えるハンディキャップと

見えないハンディキャップがあります。

 

見えるのは《肉体の外》に

見えないものは《肉体の奥底》に現れます。

 

思い付く見え難いものをあげてみます。

 

  • 敏感な感覚による適応障害
  • 記憶障害
  • 人間関係を築き辛いこと
  • 表に見せていない全ての病
  • 耳の聞こえ
  • 味覚障害
  • 心に負った傷が起こすパニック障害
  • 憎しみ
  • 哀しみ
  • 嫉妬
  • 喪失
  • 様々な痛み

etc.全てがハンディキャップとは言えなくても

まだまだ  沢山ある筈です。

 

ブラックホールみたいだったり

自分の一部だと感じる

目に見ることはないハンディキャップ..。

 

みんな少しずつ 

人よりも苦手なことがあります。

そんな重たい荷物を沢山背負って歩きます。

 

ハンディキャップと認めても

認められなくても

違っていることが  明らかな個性です。

 

 

ハンディキャップを持つ人に

知らないで行ってしまうことがあります。

それは相手の心地よい範囲を越えることです。

 

 

ハンディキャップを

知っていても何も行えず 

空回りすることが沢山あります。

越えられないのは  自分が作る壁です。

 

 

ハンデは各々の物だから

その人自身が背負います。

 

各々の人生を  持っているものを背負って

自分の足で歩くのです。

 

見えても見えていなくても

ハンディキャップを個性の一部として

互いに認め合えたら素敵✨だと思います。

 

あなたは自分のハンディキャップが

見えていますか?

 

隣の人の

ハンディキャップは見えますか?

 

 

いつか皆   目に見える

ハンディキャップを背負います。

そのことを忘れずに  

同じ世界に出逢えた奇跡を

大切に喜べたら素敵✨です。

 

春風が運ぶのは

花の香りだけではありません。

アレルギーを起こす花粉も

運ばれてきます。

 

全てが完璧だと感じられなくても

きっと  全ては完璧に行われます。

 

その完璧な世界の

大切な一人であるあなたが

幸せでありますように…。

同じ世界の片隅から

あなたの幸せをお祈りします。

mary