愛しさ
生きていると言うことは
何かを大切に思うこと…。
生きていると言うことは
誰かを心から思うこと…。
生きていると言うことは
自分が役立っていると感じること…。
生きていると言うことは
・・・etc.
答えは人各々です。
幾通りもあるけれど
生きているから感じられることが
きっと誰にもあるのです。
それが痛みや哀しみであっても。
それが喜びや生き甲斐であっても。
生きている時に感じられる
全てのことは 誰でもなく
自分だけが感じる 大切な感覚です。
今はその感覚を味わうことが
命を感じることのような気がして
土に触れ 草に触れ
湿った風を感じ 雨の匂いを感じています。
感じたことが 次の自分を創り出す
力になるような気がします。
次に会える人
次に会える場所
…etc.
きっかけは ささやかなことですが
愛しいことに心を向けて注ぎます。
心の中に在る わだかまりや
澱のようなものに気付いて
さっぱりと 吹き飛ばしてしまいます。
その後に残るのは
愛しい気持ちだけ…。
自分の心と向き合って
静かな時を過ごしたら
身軽になって
飛び出しなくなるのです。
それまでは
今自分の目の前に在る務めを果たすこと…。
そうしたら
自分が自分を愛しくなるのです。
今 俯いてしまいたいことがある時も
そっと涙を流していたとしても
きっと いつか
今を思い出して
『よく生きてきたね。』
そう 愛しくなる日が来るなら
諦めないで 今日を生きてください。
そして新しい明日を迎えている
自分を思い描いてください。
生きていると言うことは
何かを愛しく思うこと…。
その時間が長い程
幸せな気がします。
あなたが 自分も
自分以外のものも愛しく思えますように…。
梅雨空の下
あなたの幸せをお祈りします。
mary
