あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨勝負のかみさま

 

勝負の神様に

お参りすることがあります。

 

行こうと思って行くのではなく

目的地とは違う場所や導かれるように

知らずに行って  お会いするのです。

 

数日前のこと・・・。

 

摩利支天様にお参りしてきました。

 

それは  不思議な

偶然?

いえ。

必然に導かれているように…。

 

磨利支天様は

日天、月天の前にいて陽炎の姿をし

実態を持たず  暁の神と呼ばれる

そんな神様。なのだそうです。

 

古の武将は  そうした姿によって

濡れることなく  切られることなく

捕らえられず  焼かれない

傷付けられることがないと

信仰したということです。

 

インドの『リグ  ヴェーダ』には

ウシャスという女神として

記述が残っている…。

 

女神様?のわりには

弓矢や武器を沢山持って猪に乗る

強~いお姿。

 

天部の一柱とか…。

 

勝利を導いてくださるそうです。

 

たまたま

とある大きなお寺へ

お参りに行きたくなって…。

 

その日の予定を変更しました。

 

晴天の陽射しが熱い中

お寺に着くと

入り口に女性が立っていて

こちらを向いて微笑みかけてくれています。

 

会釈をして通り過ぎようとすると

パンフレットを手渡され

 

『〇〇流の奉納がありますので

    ご覧ください。』

 

???

 

まだ少し時間があります。

けれど  仏様にお参りしたり

国宝館へ行く余裕はありません。

 

迷いながら  用意されたお席の前を通って

振り返って…。やっぱり。

お席に座ってしまいました。

 

御式典は般若心経をお唱えし 

厳かにはじまりました。

 

槍の武芸では

鍛練された皆様が白装束により 

型を披露されました。

 

式典が終わると

摩利支天石の法要にもご案内があり

お供しました。

 

そして共に般若心経をお唱えし

摩利支天石に触れ 

自分の胸に  その手を置いて

お力を頂くのだと教わって

そのように…。

 

 

 

実は  東京のアメ横近くにも

摩利支天様はお祀りされています。

 

大切なお友達に会いに行く時には

お参りしていましたが 

このようなことは

初めてでした。

 

 

・・・武芸は何もしてはいません。

勝負事にも関わることは無い?ですが

自分の甘さや  心の起伏の変化など

我欲に揺らがずいたいと思います。

 

磨利支天様のご縁に感謝。

力を頂いて 

これからが楽しみになりました。

 

私が《したい》そう

思うことではないことに出逢った時

思わぬ導きとなることがあります。

 

???

と思ったら 

それは  チャンスかもしれません。

 

休日に予定を計画通りに進めていたら

こんなことは  起こりません。

 

流れのままに…。

そんな日が一日くらい有っても

面白いと思います。

 

あなたが  思いがけない一日を

楽しんでいますように…。

 

秋晴れの空の下

あなたの幸せをお祈りします。

mary