あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨羽(翼をください)


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背中の羽

 

天使か

それとも天狗

 

背中に羽が有るのなら

どこへでも  どこまでも

飛んでいかれるのかもしれません。

 

それが自分の背中にあると想像して

歩き始めたら  何処へでも

行かれるようになりました。

 

疲れや痛みは無くなって

身体が軽やかに運ばれて行きます。

 

それは想像の力…なのかもしれません。

 

幼い頃から  本当に疲れやすくて

遠足は大の苦手。

ラソン大会…ゴールまで行ったけど。

残念な結果を今でも覚えています。

 

それなのに…今は

寝不足でも  朝4時に家を出て

目的の場所へ

歩いて行かれるようになりました。

(私にとってはすごい進歩です(^-^)v)

 

呼吸に集中して  歩いているのが楽しくて

いつまででも歩いていたくなります。

 

できれば自分のペースがベストです。

でも  何となく息が上がらないくらいなら

人とも歩けるようになりました。

 

歩いている時に  ただ

足元の次の一歩の場所だけを見ていると

次の足を置く場所が見えて来て

それだけに集中します。

 

何故か頭が冴え冴えとして

周りの音がよく聞こえたり

気配に敏感になったり

 

自分の呼吸や心臓の音が大きく聞こえたり

場所によって匂いが漂ったりしてきます。

 

それが面白くて仕方ありません。

 

ゆっくりよりも  少し早足くらいが

調度良い感じです。

 

 

 

歩く度

体が丈夫になっていきます。

足が

手が

背中が

腹が…。

 

少しずつ強くなり

できることが増えていきます。

 

 

 

駅までの道のりは

上り坂が続くのに

あっという間になりました。

 

二駅先の駅に3キロの道のりを歩くのも

気にならなくなりました。

 

特別なサプリメントも使わずに

筋トレもしていません。

 

変わったことは

よく笑うことくらいです。

そして歩くことが好きになったこと。

 

背中に羽がある

そう想像したら  何処まででも

歩けるようになりました。

 

目的地が決まったら

靴を履いて  歩き始めます。

 

あなたが  目的地へ向かって

歩き出せますように…。

そして背中の翼を感じて

飛んでいけますように…。

 

翼をください

 

心の中に。

 

翼をください

 

あなたの世界に…。

 

あなたの幸せをお祈りします。

mary