花ならば 花として
花ならば花として
才能なら才能として
命なら命として
精一杯
ただ 開けばいい…。
そんな当たり前を知るのに
どのくらい沢山のことを
してきたのだろう…。
もしかしたら それを知るために
沢山のことが遇ったのかもしれない…。
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野に咲くタンポポなのに
ハナミズキのように木に咲きたかったり
牡丹のように大輪の花を咲かせても
薔薇のような弦で
沢山の花を付けたかったり…。
無いものを探してばかりいたなら
それは苦しくて いつも不満で
居たたまれないかもしれない
今在るものに気付いて
自分の在りのままを見られたら
そして 自分を愛でて
そのままで咲くことができるなら
それが一番 美しい
そんな風に
自然に 在るままでいることを
きっと 何度も何度も
沢山のことに出逢いながら
知らされてきたのかもしれない
頑なに我をはって
自分を許せずに来た月日は
きっと 必要な時間だったのだと
今は この時間に出逢った
全てに
感謝して
空も
木も草も大地も
出逢った人も
みんな愛しく思えるから
生まれてから 生きてきたこの時間は
とても大切なことを教えてくれる
ずっと欠かさず
大切な場所に飾る 百合の花は
茎の下方から
蕾を開いていくのだけれど
咲く度
一つの命が香って
華や気が漂って
最後に一番上の
小さな固い蕾まで
花開いてくれますように…。
いつも いつも
最後の花迄 花開くのを待つように
一つずつ 下から咲いて
最後まで咲けたなら…。
嬉しい一生なのかもしれない。
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他人と比べてできるとか
できないとか…。
気にしていたらできないこと
やってみたいこと
夢中になれること
生きること
ただ 集中して行うことが
どれ程 素敵なことか
それでも 思うままにならなくて
残念なことも 一杯在るけれど
やらなければ
解らないことが
必ず あって
小さなことを一つずつ
丁寧に 誠実に行うことの先に
在るものが見える気がするから
全てに完璧でなくていい
ただ自分の気持ちに正直になって
命を尽くしたいのが何なのかを
見つめて 見つけて 行って
その先の未来を
見てみたくなる
自分を忘れるくらい
ただ行うと それだけで嬉しくて
有り難くて 充実するから
自分に許された命の時を
自分を大切に扱う為に使うこと
それが一番大切なこと
ただ一つの命として
其所に咲く
命の花が
咲けますように…。
あなたの幸せをお祈りします
mary
