そこに在る
動物の存在が近づくと
なんとなく 気配を感じます
それは動きを感じる…。と言うよりは
気配を感じる気がします
例えば
植物の花が咲く音を聞いたり
実が弾けて種が飛ぶ音を聞いたりするような
動きから音を感じることもありますが
そこに在ることを感じることが
とても 興味深いことなのです
無かったものが生じていることや
有ったのに気付かなくて
まるで 『見て見て』と 言われるような
その感じ
いつの間にか 注視して探してしまう
見つけたら 嬉しくて見とれてしまう
そんな時間が楽しいのです
人の気配は もっと大きくて
影響し合ったり
混ざりあったりしています
時には 広々とした静かな場所で
只一人を感じられる空間に居られたら
素敵な時間を過ごせるかもしれません
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頭の中に写真を撮るように
場面を切り取っていて
記憶の中にしまっている人がいます
時間を置いて
その場面と同じ場所に行くと
違和感を感じるのだとか…。
動かされたものが 一つ一つ
変わったことを
知らせるらしいのです
そこまでくっきりではないけれど
感じませんか？
生き物だけではない
存在する 全てから流れ出す
気配は あるのかもしれません
感じる世界の中で
在るもの全て
その一つ一つが
世界を 構成して
形造って
気配を醸し出すのです
だから 小さな花が一つ咲いたら
庭全体が変わっていきます
それは一瞬
シンとした心でないと
感じられずに過ぎ去ってしまう
蝋燭の炎の 揺らめきや
花が開くときの 華やぎを
大切に 感じるだけで
この世界が輝き出します
そして あなたの気配を感じて
あなたの幸せをお祈りします
mary
