忙しく動き回っている時には
分からないことがあります
自分が… とか 自分は…なんて
そんなことを想い過ぎたら
分からないことがあります
私の中の時計の針が
止まったら
とても素敵なことが訪れます
止まっているのが少しでは
止まったことが分からない
焦らずに 少し退屈するくらい
時計の針が止まるのを感じます
日常は変わらずに
自分の心の中にある
時計の針が止まります
それは無理矢理でなく
時々やって来るのです
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自分を無くして
外の世界に溶けこんだり
なるべく目立たぬようにして
自分の気配も 熱も
消されていくような時間
止まっている時には
そんなことが起こります
見えて来るものが
違ってきます
そうやって 時には
自分の世界が止まったら
外の世界が動き出すような気がします
今までも動いていたのだと思います
自分の速度が早や過ぎたので
見えなかったのかもしれません
外の世界の彩りが 鮮やかに輝きます
今までも 美しかったのに
見落としていたのかもしれません
また 慌ただしい毎日になるまでの
ほんの少しの間だけ
ゆっくり動いて
違ったことを考えて
新しい 別の自分を発見します
まだ もう少し…。
春風が吹く頃には
旅に出るかもしれません
それまでは…。
ゆっくり動くことに集中して
青空を見上げて
あなたの幸せをお祈りします
mary
