あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨つくりもの


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深く深く潜っていく

記憶や感情や  出来事の中に…。

 

自分なのに 

自分の知らない感覚を感じながら…。

 

目的や意志が有るのではなく

ただ  そのまま浸透していく

 

そう気付いて

有りの侭居ることにしたのは

まだ  数年のこと…。

 

それまでは必死で 

つくりものの自分を

演じていたのかもしれない

 

言い訳は…。

社会人として生きる為には仕方ない

とか

〇〇さんの為に…とか

 

でも  最近想うようになったのは

 

・・・きっと  『あなたの為』に

そんなことを言われた相手は

困ってしまっただろう…。

と  言うこと

 

過去には

一番身近な子供たちに

『あなたの為に…。』そう 

投げ掛けた言葉だった

 

頼まれてもいないのに…。

 

自分自身だけで精一杯な時

他の人に  乗っかられた誰かは

重くてつぶれてしまうだろう

 

誰かの夢に乗っかったり

人生を左右しては  いけない

 

その事にやっと心から同意して

動けるようになってきた

 

それから  自分自身も 

誰かの人生に乗っかって

自分の人生を歩けないことを知る

 

自分の道は  自分でしか歩けない

 

それは  自分の意志を生きて

その責任を担うすることだから

 

人任せにはできない

 

 

どんな時にも  自分を生きる

 

生きなくては  勿体ないと

そう  想うようになった

 

生かされていることに気付いたから

 

つくりものにはならないで

つくりものも生み出さない

そう決めて  真実を掘り出していく

 

『それがいい』と  同意して

自分が好きでやることに力を注ぐ

 

癖になった  嘘や誤魔化しは

取り消してしまえばいい…。

 

そして誰かのピンチに  誰かの夢に

乗っかりそうになったなら

 

手を出し過ぎてしまわぬように

誰かの課題は誰かに任せることにしよう

 

その誰かには

必ずピンチをチャンスにできる

力があると  信頼して

 

ただ  私は私でいる

 

他の誰にもない私

それは  たぶん

頭に浮かぶ姿には程遠い

 

けれど  そのまま

想い描く姿との距離を感じても

それでいいのかもしれない

 

 

 

慌てて  飾ったり背伸びしたら

前とちっとも変わらない

 

そのまま 

何か面白いことを見つけてクスッと笑い

痛みを感じて顔を歪めるのが

今  この世界を感じることだから…。

 

つくりものの自分も

大好きだけど

 

飾りは  そっと置いて

 

大地にしっかり足をおろして

この世界に在ることを感じて

 

空の青さ  木々の彩

人の営みの中で

 

この世界を感じること

自分の世界に触れ続けること

 

そうしていたら

心はいつも平和を唄い

満たされていく

 

そんな気がする…。

 

体調を崩して 

インフルエンザのような

発熱する  体の働きは

悪いところを焼き切って

違う回路に繋ぎ直す

新しい仕組みを身体にも

精神にも創るらしい…。

 

そんな時…または

深く深く  

自分に向かい合うようなことに出逢ったら

 

それは  大きなギフト

だったりするのだろう

 

飾らない  ただ《生きる》

そのままの自分に出逢えたら

 

それは  それだけで

今を生きる

ここにいる

 

新しい思考が始まる

・・・かもしれない

 

この世界の何処かにいる

あなたの幸せを

お祈りします

mary