たった今 西の空に
南から北へ 明るい星が流れました
それは 流れ星を待っていたのではなく
星が流れることを知っていたのでもない
ただ 暑い部屋の空気を入れ換える為
窓を開けた時のことだったのです
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突然のことだったから
願い事は言えず仕舞い
再び 星が流れるかもしれない…と
淡い期待を胸に 夜空を見上げます
・・・そう言えば
子供の小さい時には
獅子座流星群を待ったっけ…。
愛する人が逝った直ぐ後にも
星が流れたのを見たのだった…。
それほど澄んだ夜空ではないから
今夜はもう 見られないかもしれません
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流れ星のように
いつも 全ては突然にやってきます
だから 心を調えて
何事も準備をしていなくては
間に合うことはないのです
それは完璧でなくていい
詳細でなくていい
ただ ひたすらに
この世界の平穏を願うだけ
部屋の明かりを消して
真っ暗な地上から
瞬く星を数えてみます
あの星は この星のように
熱くなっているのでしょうか
住む命は在るのでしょうか
心の中で準備して
もう暫く
此処から空を仰ぎます
風が木々を揺らす音がして
・・・こんどは
西の空の低い位置 山の端近く
西から南へ 小さな星が流れます
空からの🎁贈り物
頂きました
この世界が
平和でありますように…。
あなた（わたし）が
いつも 幸せを感じていますように…。
星の降る空を仰ぎながら
あなたの幸せを お祈りします
mary
