あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨時には遊びを…。

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《遊び》という感覚が 

少し分かり始めたのは

パートナーを喪った数年前からのこと

 

他の人からも

何か無いとつまらないからと

 

お芝居や旅に誘って頂いて 

音楽を聴きにも行きました

 

                        ****** 

 

勿論  昔から好きな絵を描いたり

歌を唄うことも 

していなかったのではありません

 

それなりに  仕事や

家事や子育ての合間に

時間を見つけてやっていた…と思います

 

何をするのにも 

人のことが気になって

楽しむことが苦手でした

 

遊ぶことへの罪悪感は

幼い頃の家庭環境からの刷り込みで

 

なかなか  遊ぶ気持ちに

なれなかったのだと思います

 

人のこと…といっても

 

 

楽しませる為に

他のことをする合間に…etc.

なんて

 

今思うと  独りよがりで 

自分をすり減らすだけだったのに…。

 

今は  お茶椀を洗うのも

遊んでいるみたいな気持ちです

 

                          ******

 

ただ  それは

《いつも》ではないのです

 

可笑しいですよね(*^-^*)

 

同じ事を  同じ様にするだけなのに…。

 

・・・タイミングなのかもしれません

 

子供の頃に

『今やろうと思っているのに

    言うんだからな~。』と

志村けんさんが 

コントの中でも言っていました

 

大人になってからも

子供の頃程  素直に分かりやすくは

無かったけれど

 

自分のタイミングで  できることは少なくて

 

上手く気持ちがのらなかったり

力が出せなかったり

トラブルに結び付くようなこと

有ったような  気がします

 

今は少し

タイミングを掴めるようになった

気がします

 

そうすると

頭も気持ちも身体も  軽くなって

やっていることにブレーキがかからずに

スムーズに  事が運んでしまいます

 

楽しくなってくるのです

 

自分が楽しくないと

他の人に対して  厳しくしてしまう

そんなこと  ありませんか

 

パートナーや子供たちは

遊び方が上手で

よく他の人を巻き込んで

笑っていました( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆

 

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今のわたしのまま  あの頃に戻れたら

きっと

一緒に笑っているのかもしれません

 

・・・時間を戻すことはできないけれど

 

遊んでしまう気持ちになるのは

いつでも  どこでも  誰とでも

(自分が楽しいピンポイントで)

できるのかもしれません

 

大変なことは一杯あって

思うようには 

なかなかいかないけれど

 

この暑さも

それから

出掛けない  自分自身の縛りも

 

大切な家族の行事も…。

 

その中で  できることを探して

小さなことで気晴らしをしてみます

 

例えば 

空の写真を撮ったり

好きな本を読み直したり

星空をずっと眺めていることも

 

楽しい  遊びになりました

 

                     ***

 

こんなに暑い日の終わりには

ちょっと手を抜いて

 

簡単な食事をして

ゆっくり休んでしまうのだって

大切なこと…。

 

ゆるゆるとした  あなたが

絶妙なタイミングで 

遊べますように…。

 

夕焼けを待ちながら  空を見上げて

 

同じ大地の片隅で

あなたの幸せをお祈りします

mary