あなたには あなた
わたしには わたしの
大きくもなく 小さくもなく
ちょうど良いくらいの幸せと
同じくらいの残念なこと
そして普通の日常の暮らしと
それから その次の瞬間に繋がる
きっかけのような
少しだけ大変に感じるようなこと
その大変なことを
乗り越えていく為にある
知恵と力が
自分には備わっているのだと
思うようになりました
それが人生の
いつ来るのかは 分からない
どんな形で恵まれる
出来事なのかも
知らされることはないのだけれど
その日その時
各々の心がふるえて
泣いたり 笑ったり
怒ったり 喜んだりしてしまう…。
あなたへの
わたしへの
全ては
贈り物なのかもしれません
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あなたにも
わたしにも
生まれた瞬間から 時の流れがあって
同じ様に流れているのだと
随分長いこと 錯覚していました
そして 自分自身の日々の中でも
時の流れかたは
所々で変わります
時の長さの感じ方は
不思議な程
同じにはなりません
歳を重ねて思うこと もありますが
その時々に違うこともあるのです
例えばそれは
階段から落ちる時
時間が止まっているかと思う程
ゆっくり流れる時のことや
夢中になって本を読んでいて
いつの間にか一日が終わってしまうような
あっという間に過ぎていく時のこと
呆れる程時間の経たない日や
終わらないで…と思う瞬間が
説明したくても
上手く表現できないけれど
自分だけに感じられる
時間の流れのようなものが
確かに 在るような気がするのです
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日常の中でも
他愛ないこと ささやかなことに
隠されている謎なぞがあって
注意深く眺めていると
次々に 問いが来て
調べてみたり 不思議がったり…。
その内に 答えがやってきたりします
きっとそれは 大切な🎁贈り物
だから
各々の 時間が各々流れていくように
贈り物も
他の人とは違っても
受け取って 良いのだと
思うようになったのです
ここにしかない時間
今にしかない答え
その為に 今此処に在ると
思えることばかり
あなたにはあなたへの
わたしには わたしへの
大切な今
遠雷に冷たい風が
今 わたしへの贈り物
そうやって
いつものいつもが
新鮮に感じられたら…。
後少し 夏の終わりを味わって
お月見やお彼岸の在る
長月を楽しみにしてみます
秋の気配は
直ぐそこまで来ています
この大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary