繋がって 心が触れて
もし 心が軽くなるのなら
信頼できる誰かの許へ
手紙を書きます
・・・今は メールやライン
メッセンジャーやインスタグラムetc.
何でもあるけれど …。
手紙を書いてみるのです
書いてみて
出すことの無い手紙に
『あらあら…。』と 想います
それでも 葉書や便箋、封筒や
ペンや時には筆
記念切手を選ぶのが
楽しくて 嬉しいから…。
書きながら 心寂しい想いだとか
自分の感じていることや
字の拙さや 言葉の複雑さが
可笑しくなって 笑ってしまう…。
読み返したら また『あら あら…大変』
自分のことなのに 他人事みたい
また可笑しくなって
心が軽くなるのです
出せるかどうかは分からない
その手紙
けれど 自分への手紙だとしたら
ちゃんと届いた気がするのです
もう長いこと
手紙を書きたくなることは
無くなったような気がします
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
寂しい時苦しい時には
耳を澄まして
じっとして
大切なことを 聞きたいと想います
寂しさが 何を知らせに来たのか
とか
苦しさを 何故感じるか
とか
寂しくて苦しいのは
どうしたら埋まるだろう
そう 問いかけて
耳を澄まして
答えを待ってみるのです
日常はそのままに
忘れずに 耳を澄ましてみるのです
聞こえてくるかは 人各々
その時によっても違います
でも
聞こえる…。
聞きたい…と 思ったら
聞こえてくるような気がします
それは 開かない瓶の蓋や
どうしようもない程美しい空の彩…。
網戸に留まって鳴く蝉の声
暫く忘れていた食物アレルギーも
答えのような 気がします
気のせいだと思ったら
スルーして
気になるなら
感覚を結んでみます
昨日から 川の側で
消防のサイレンや
ヘリコプターも飛んできて
・・・気になるけれど
そちらは そちらにお任せして
耳を傾けて 聞こえてくる
自分の世界の大切なことに
耳を澄ませてみるのです
聞こえますように
聞こえたのに 気付けますように…。
日常の暮らしは
あっという間に飛び去るけれど
忘れなければ
心が軽くなる 手紙を書きたくなることも
聞こえない 聞きたいものを聞くことも
きっと できるような気がします
太陽の花が咲くような
美しい空を
同じ大地から
同じ空を見上げているかもしれません
同じ空 同じ雲
同じ光のなかにさえ
答えは 各々の心が知っているのです
暖まった空気が 空に昇るように
心が軽くなりますように…。
同じ大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
