よく『石の上にも三年』と言いますが…。
六年と言う時の長さは 一言では語れません
それなのに この六年の歳月を振り返ったら
《あっという間》に感じるほど早かった…。
そんな気もするのです
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随分いろいろなことをして
私なりに 沢山の人にも会ったから
それはそれは豊かな時間を過ごしました
それでも 残念な日には
何日も眠れない日を過ごし
食事が喉を通らない日も
一人で小さな子供のように
大声で泣いたこともあったから
大きな時の流れの中で 何かがが起こる度
感情に溺れてしまいそうになりました
それでも 自分の大切にしたい場所から
外れずに居られたのは
心の中に『大好き…。』が有ったから
それだけのこと… だった気がします
その想いを 最優先にして居られたから
あらゆることは滑るように
滞りなく流れていって
あっという間に過ぎてしまった
・・・そう感じるのかもしれません
自ら望んだことも
そうでないことも
大きな出来事は日々溢れていて
ひどい時には どうして良いか分からすに
『無理❗』そう 叫びそうになりながら
取り敢えず 一日が無事に終わって
次の日の朝を迎える…。
そんな日を 何日も過ごしていました
でも 本当に困った時に限って
あらゆる時に あらゆる救い（出逢い）が
恵まれて 現れて
哀しみに溺れそうな時
怒りに溺れそうな時
楽な方へ逃げたくて溺れそうな時…etc.
救われて 溺れずに済みました
時には せっかく差しのべられた手を
払いのけたことも 一度ではありません
それしか できなかったから…。
そうして 自分を
なんとか取り戻して来たのです
苦しかった日々が
今思っても 夢のように鮮やかで
それなのに 遥か遠い彼方に感じます
浮かんでくる沢山のエピソードは
本当に一言では語れないのです
そして今はもう（当たり前のことですが）
あの日には戻れないと自覚しています
時を 遡ることも
時を 戻すこともできないと
納得するのには 少し時間が掛かるのです
沢山の出来事があった時間は
飛ぶように過ぎていきました
立ち止まることも 止めることもできずに
時は流れていきました
・・・時間の感じ方は様々で 人各々です
そして 一人の人の心の中に
幾通りもの感じ方が
存在するのかもしれません
私を通り過ぎた六年と言う時間も
心の中でちょうど好い具合にかき混ぜられて
短くも 長くも感じられるようになりました
生きてきたから 感じること…。
過去の上に在る 今の自分が
愛しく思えるようになったのも
生きてきたから…なのだと思います
今日も 何気ない日常の
次の日の朝を迎えて
それから きっと
無事に一日を終わっていきます
今日の日が無事に
終わっていきますように…。
清々しい光の降り注ぐ
同じ大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
