秋は 暮らしの身の回りに
疲れや 綻びや 汚れが溜まって
そろそろ メンテナンスの時期だから
手が かじかんでしまう前に
少しずつできることをして 手当てします
お鍋をピカピカに
一生懸命磨いたら
綺麗になって 嬉しくて
また 暮れやお正月に大活躍
料理を作る喜びと
食べて貰える幸せで
楽しみが生まれます
大切に着てきた服の
綻びやボタン付け
体に合わなくなったサイズ直し…etc.
チクチク 針と糸で繕います
上手く身に合うように直せたら
毎日を より心地好く
過ごせるようになるでしょう
お洒落して装って 出掛ける
楽しみが生まれます
しまいこんだ靴の傷 クリームを塗って
ブラシをかけて手入れして
輝いたら 傷がかすんでしまいます
履き心地は最高だから
何処までも歩けるような気がして
季節を訪ねる
楽しみが生まれます
・・・物ならば 心を込めて
一生懸命向かったら
目に見えて変わってくれて
終わりまで丁寧に使い切るまで
手をかけられるのかもしれません
身の回りには 物たちが増えすぎて
手に負えない…(*^-^*)
そんなこともあるけれど
見つけた一つ一つに
心を込めて向かえたら
暮らしは また
素敵になるような気がします
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自分自身の手当てをするのも
秋という季節を感じるこの時期には
大切なのだと感じています
日が短くなると
暗い気持ちのブラックホールに
落ちていくことがあったから…。
上手く手当てして
落ちてしまった暗い気持ちから
スッと抜け出して
復活できたら素敵です
できるなら 静かな時間を過ごして
できるなら お日様の光を浴びて
できるなら 自分の気持ちに寄り添います
そうやって 過ごしていると
ブラックホールのような暗い感情からも
早めに抜けられて
心が穏やかで居られるかもしれません
忙しさや喧騒は
暗くなった心には向きません
誰かが用意してくれたケアも
自分仕様に工夫して
回復するのを 根気強く
待つことしかないような気がするのです
結果が滲み出てくれるのは
ずっとずっと後になってのことだから
そして 周りの世界と噛み合うのは
もっともっと後だから
自分の感情に飽きないで
手当てを投げ出さないで
忘れずに
ただ
ひたすらに
自分を大切に扱えますように…。
***
自分の心や体に
必要なことが
目に見えて分かるなら素敵です
生まれたばかりの
エネルギーに溢れた時から始まって
そこに 生きてきた年月が
降り積もって重たいなら
そのあれこれを 丁寧に見つめて
重たいものを下ろすのも
時には 必要なことかもしれません
その手助けになるものは
たぶん 人によって違います
好きな音楽を聞いて 体を揺らして
声に出して唄ったり…。
それとも
温泉に浸かってゆっくりしたり…。
人の少ない自然の中を歩いたり…。
自分が心地好いことを
暮らしの中に取り入れて
よく眠れたら…。
体も心も 元気になるのかもしれません
忘れがちな 自分を
手当てすることは
秋のうちにできることです
******
冬 暖かい地方なら
夜が長くなっても 暮らしは
それほど変わりないかもしれません
霜が降りるくらいに 寒くなるなら
心も体も固まってしまいます
今…秋だから
メンテナンスしてみます
暮らしにも 自分にも手当てして
安心して暮らせたら 素敵です
この秋が
穏やかにゆっくり過ごせますように…。
冷たい雨が降り続く大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary