今 現実に在るのは 殆どが
誰か…人が決めたこと
家族や社会の形
あらゆる触れているものは 皆
昔むかしに
誰かが行ってきたことでした
国という境や 命の集合
思想や宗教といった 心のすむ場所
掟やしきたり 倣いも
法や小さな決まりごとも
祝賀や弔の在り方も
いつか 誰かが始めて
受け継がれてきた
大切なもののように思います
人の肌や 声
目や髪の色 生まれ持ったものは
各々に恵まれたものだけど
言葉や道具の使い方
自然との向き合い方や暮らし方etc.は
後から 誰かが発見して
受け継いだこと…？
なのだろうと思います
沢山の命の流れを経て
変わり続け 進化したものと
有ったまま 守り続けて来たものと
わたしの目の前に表れたのは
大切な命が繋いだ
結晶なのかもしれません
残そうとした命から
真実に受け継がれたものは どれ？
・・・そんなことを思います
自分で現実を見て
触れて感じて探します
未来の子供達に手渡すもの…。
此処にしか無い
手渡すものを見つけます
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そうして 現実に触れながら
一方では
心の中に在るものを あれこれと
思い浮かべて時間を過ごし
心を調えてみるのです
世界の平和の一部になって
穏やかな世の中でありますようにと
祈りながら
頭の中でも あれこれと思考して
組み立てたり 調べたり
計算したり 行って
想像をしてみるのです
自分のことと 他の人のこと
分けて 合わせて 力を貸して
それでも 自分を無くさぬように
その全てに触れていることが
生きることなのかもしれません
ともすると 自分の内側で
思い通りの未来を
想像をしてみたくなるけれど
今此処を感じることが
一番大事なことのような気がします
生きて 現実に触れるのは
心地好いことばかりではなくて
肉体を使うのも 言葉を使うのも
物を使うのも お金を使うのも
上手くない…。
そんなことを思ったとしても
格好悪くて
不器用でも
その一歩先に
『生きていて 良かった』
そう思える一瞬があるかもしれない
その日の為に
呼吸して 眠って 食べてetc.
生きて いるのだと思うのです
それは
誰かと同じでは無い (*^-^*)のだと
それさえ知っていたら
大丈夫な気がします
ただ 目の前に在るものに向かい合い
同じ時の中に生きるのを許されて
他の命と共に在るだけ…。
どんな現実を生きていても
楽しむ為
幸せを感じる為に
生まれて来た…と 思うから
諦めないでいたいのです
＊＊
あなた（わたし）は繋ぐもの
これまでの時代から賜ったものを
大切に抱いて生きて
無理やりでなく 自然に
次の時代へ手渡すだけ
強制も トリセツもいらない
見て聞いて 触れて感じて
分かったものだけが
きっと 身に残って
手渡されていくのだろうと思います
手渡したものが 形になるのは
ずっとずっと未来だから
目にすることは できないでしょう
それでも
何もかも無くなることは
ないのだと
信じられるから 不思議です
受け継がれてきたものは
何なのでしょう
そして 手渡すものは
何なのでしょう
それは 今此処に…。
自分の心の中に在るもの
なのかもしれません
大切なもの
抱いて生きられますように…。
いつか
手渡せますように…。
大きな風が吹き抜けていった
大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
