人生は
大海原に浮かんでいるようなもの
なのかもしれません
打ち寄せる波に翻弄されて
引いていく波に浚われて
何処かに 取り残されるようなことだって
あるのかもしれないから…。
それでも生きる為 水面へ顔を出し
人だから 呼吸しなければならなくて
どんなに疲れて苦しくても
深海の闇に惹かれても のみ込まれずに
浮かばなければなりません
波の間に間に 顔を上げて
空気を求めて呼吸して
周りを見渡して見るのです
今 何処に居て
何処へ向かうのか 分からなくても
打ち寄せる波 引いていく波に抗わず
時々渦にのみ込まれても 力を抜いて
渦の底まで行ってみて それから
ゆっくり浮いてくるまで待つように
怖がらないで 固まらないで
ポツンと一人浮かんでいても
誰にも 侵害されず
誰からも 傷つけられることを許可しない
自分の内の奥深く在る 大切な世界を
光（希望）で満たして居られたら
直ぐに 海は凪いでいくかもしれません
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時々 確認するのです
自分をセルフチェックして
今の自分の状況を
心や体の隅々まで
感じて知っていられるように…。
そのままを見て そのままを感じて
・・・悪い癖
波が寄せては引いて 慌ただしくて
溺れそう…なんて 思ってしまう
モヤモヤして落ち着かないとか
不安な気持ちに襲われるとか
《あるある》を 感じながら
・・・けれど
そんなもの初めから無かったと
思い返して打ち消すのです
それには…。
モヤモヤなら 体や心が疲れて起こす
迷いの種を 取り除きます
そして よく眠って 笑います
不安なら 目の前の世界に
身を尽くして
安心できることを増やします
そして 集中して 繰り返して暮らします
そして『あら あら。』
預かりものは いつかまた
この世界にお返しするものばかりだったし
大きな波に見えたけど
近くに来たら消えていく…。
そんなラッキーなことだって起こるのだった
目を開けて よく見たら美しい世界しか
広がっていない なんてこと有ったりします
＊＊＊
目には見えないけれど 絶え間なく
周りの世界から 波は
打ち寄せて 引いていきます
そして 自分の内にも
情熱や 感情や あらゆるものは
波のように 大きく小さく
寄せて引くのかもしれません
浚われないでいたいから
時々 チェックして備えます
抗わずに居たいから
時々 身を任せているのです
そんなことをして 過ごしていたら
自分のことを見失わずに
否定して 責めたりせずに居られます
寄せては返す 周囲の波を
楽しめますように…。
自分の内に 波を感じて
上手く 波乗りができますように…。
最後には 笑ってしまえたら
・・・素敵だと思うのです
流れ行く時の中で
自分だけに恵まれている
波だから
力を抜いて 浮かんで居られますように…。
あと数日で 霜月が終わっていきます
冷たい風の吹く大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
