あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙✨笑いと共に

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『人生は 

クローズアップして見たら

悲劇だけれど 

ロングショットで見れば

喜劇なのだ…』と

 

多くの喜劇作品を世に送り出した

チャーリー・チャップリンが残した言葉

 

戦争という凄惨な時代にあっても

人の暮らしの中にある  笑いを見つめ 

 

時には辛辣で過激なユーモアで

見る側の胸をえぐるようなこともして

そして

じんわりと涙を誘う  そんな

多様な  多くの作品を残した人

 

 

好んで作品を

観ることは無かったけれど

学校の体育館で行われた映画鑑賞では

よく上映されていたような気がした

 

笑いを探求したからなのか 

生きることに真摯に向き合っていたからか

幾つもの名言と言われるような

言葉が遺されていて  今も人々を魅了する

 

例えば

『私の苦痛が  誰かの笑いの

きっかけになるかもしれない  しかし

私の笑いが  誰かの苦痛の

きっかけになることは  絶対に

あってはならない…。』

 

きっと  信念のようなものが有って

大声で  聴衆に訴えかけたものでは

無かったのかもしれないけれど

 

残された言葉と共に

作品に触れられるなら

より深く  その人に

触れられるのかもしれない

 

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深刻な家庭環境で育つと

自然に  深刻さが身に付いて

 

楽しんだり  浮かれたりするのは

気が引けるかもしれない

 

生きる為に 

笑いは大きな力になるのに

 

周りの大人は  怒ったり悲しんだり

愚痴を言ったり  泣いていたり…。

 

笑ったり  楽しんだりする姿を

見せられたことがなかったら

 

どう笑えばよいのか

人生を楽しむって  どうすればよいのか

分からないかもしれない

 

笑いは  きっと

生きるのを助けてくれるのに…。

 

笑ったら  力が抜けて

心が軽くなる

 

耳を傾けて  触れてみたら

心がほどけてしまうだろう

 

そんな気持ちを 

一度でも感じられたら…。

 

自分の中に有る

笑いに共鳴する部分を解き放って

面白いことを見つけて

笑う癖が付いたなら  素敵かもしれない

 

笑っていると  楽しくなる

楽しくなると  軽やかになる

軽やかな体や心で  物事を行うと

上手くいく…。

 

そんな  法則があると思うのは

私だけだろうか…。

 

物事を遠目から見て  まるで

映画を見るように眺められたら

 

降りかかった悲劇は 

違って見えてくるかもしれない

 

まるで喜劇を見ているみたいに…。

 

予想外のことばかり起こる今日だから

深刻になろうとしたら 

一瞬で深刻になってしまうだろう

 

深刻になっても

楽しくなっても 

結果は変わらない……のなら

 

楽しい方が元気で居られるかもしれない

 

一瞬も同じ時間は訪れないなら

明日は  また違った喜劇の

 

この人生の主役として  精一杯演じるだけ

 

チャップリンの描いた世界ほど

劇的なストーリーではないかもしれない

 

でも  愛すべき

自分だけのストーリーだから

大切に大切にして生きられたなら

 

それだけで…幸いを抱く日が訪れるから…。

 

冷たい空気に覆われた

大地の片隅で

あなたの幸せをお祈りします

mary