I love you.
・・・ 日本語に直訳したら
『あなたのことを愛しています。』
ですが
文豪の夏目漱石は
『月が綺麗ですね。』と訳したとか
そのままでは照れてしまいそうな
愛を語る言葉だから
そして シャイなこの国の人だから
あの時代には口にしない…。
お洒落に月へと置き換えたけれど
受け取る相手もお洒落でないと
あ・い・し・て・い・ま・す
には ならないかもしれません
でも…そうした語彙を
持ち合わせているDNAや
受けとれるDNAが
この身体に刻まれて
記憶されていることが嬉しくて
心と心が触れられたら
他の人には暗号のようでも
言葉は伝わるのかもしれません
***
言葉にする
それは とても不確かで
危うくて 儚くて
一言一言を積み重ねて
不確かは確かになっていきます
大好き
大好き
大好き…。
ありがとう
ありがとう
ありがとう…。
また明日
また明日
また明日…とか
最近は
・・・。とか
・・・いいね👍
でも 扉を叩き続けて
いるのかもしれません
ちょうど良い言葉を探して
想いを贈り合えるなら
それは幸いなことです
言語が同じなのに
血が繋がっているのに
何故か全く話の通じない
理解されない親子関係もあるのです
相手に何度も何度も伝え続けて
届かずに 耳を傾けて欲しい時
だんだん簡潔な強い言葉を
使わなければならない場面を
最近よく見聞きします
お洒落で粋な 暗号を
受け取れるこの国の人々の
『DNA・・・起きてください』
なんて
揺り起こしたくなります
***
自分の声を知っていますか
自分の言葉を話していますか
自分の言葉を聞いていますか
どれもとても大事なことです
歌声は気にしているのに
話し声は知らないなんて…。
それから
知らない内に口が動いて
誰かのことを話していたり
言いたくないことを言っていたり
耳を傾けて聞いたら
大変…大変(*^-^*)なことや
もっともっと素敵なところが
沢山見つかる筈なのです
*あなたの声
*あなたの話
*あなたの想い
この世界に唯一つ
他のものでは代われない
たった一つの世界です
Ilove you.
大切な誰かへ
あなたが訳すなら…。
あなたの想いが届きますように
雨が降り出しそうな
この世界の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary