今年の夏の光は殊の外熱く 澄んでいたような気がします 明日は望月 抱き締めた夏の光と夏の日に 感謝して 九月を迎えられますように 明日の空のご機嫌を 今から思い煩っても なす術はなく 仕方がないから 晴れたら善いと想うなら 照る照る坊主に願ったり 出…
暑い日が続きます 数日前に蝉が鳴き始め 最初だから本当に か細い声 草刈りの途中ニーニー蝉を 足元で見つけて 木の上に帰すつもりが 帽子に止まって降りなくて よく見ると羽根を痛めているのです 在るべき場所が木の枝ならと 時間をかけて帰るのを待ちまし…
このところ暑い日が続きます お元気ですか? 滴る汗を気にしながら 少しの間 外で庭仕事をして 通り過ぎる風の心地好さに 思わず 「ありがとうございます」 なんて お礼を言って 幸せを感じます 見上げると 久しぶりに 青い空に白い雲が輝いて 嬉しくなって …
雨が止んだ後の晴れた日は 気温がグゥーンと上がります 今日は外の日陰でも 温度計の針は35℃を指しています そんな中 今年の暑さ対策は 2階のベランダから 日除けのタープを張っています 気付いたらあちこちのお家でも 様々な色 張り方をしているので 「…
昨日の嵐に負けないで 今朝クチナシの花が咲きました 生き物の力強さに圧倒されて 思わず見とれてしまいます 知らないことを 知りたいと思います 分からないことを 分かりたいと思います せっかくこの世界に生まれて 生きているのだから 一生懸命にこの世界…
庭に小さなクチナシの木があります 嫁ぎ先の父が西に口が無いように 所帯が傾かないようにと植えてくれた 八重咲きのクチナシです この数年 体調を言い訳にして 庭仕事をしないまま 荒れてしまった庭には 葛の蔓や藪カラシが幅を利かせて 根元に光が当たらな…
美しい景色に惹かれます 美しいものに惹かれます その美しさは 何時も同じとは限りません 今惹かれるものに 一年後も惹かれるとは 限らないから 美しいものに出逢えた喜びを その瞬間に抱きしめてしまいます 明日のことは分からない 目の前に広がるこの空と …
心のままにと思っても 気が付くと 「やっておこう」や 「やらなきゃ」が頭をもたげ スケジュールは埋まっていって 勿論期限を守ることなら最優先 けれど もし、縛られるものが 何も無ない時には 心のままに居られたら 身体の動きも心に合わせられたら 何とな…
花の形が金平糖のような カルミアが庭の片隅を彩り 小さな紫陽花の花が開き始めます 目に写る世界の生き物達 花の形は様々で 葉の形 木の形も各々で 薫りも 咲く季節も異なって 様々に始まって そして終わって 生命を形にしていきます 同じにならなくて その…
空に大きな光の輪が輝いて 冷たい空気を暖めていきます 明日は成人の日 今年2022年の新成人は 120万人だそう…。 一人一人の胸に 希望の光が 灯されますように…。 同じ場所で祝えるなら 最高ですが 遠くに居ても想いは一つ 懐かしい顔に再会できるなら…
昼から降りだした小雪が 夕方には 辺りを白く染めて 寒さが一段と身に染みます 空からの贈りもの 久しぶりの白い世界に囲まれて 冷蔵庫みたいです ニュースの中では 東京タワーが早目に点灯し その熱でつららのできるのを 防いでいる様子や 路面の凍結を写し…
新年明けまして おめでとうございます 本年も宜しくお願い致します 2022年が より佳い歳で ありますようにお祈りします 年明けからずっと 我が家の上に広がる空は 青く 晴れ渡って 時折 強い風が 吹き過ぎていきます 空気がカラカラに乾いて 静電気がパチパ…
夕べの眠りが深かったせいか 同じように霜で真っ白な朝なのに 寝起きの体が暖かい…気がします こんな風に眠りが深いと 確かに 見ていた気のする夢なのに 全く覚えていないのです 少し 残念な気がします 夢を見ている気がしたり 覚えているようになったのも …
寒い朝 ピリピリした空気に 思わず 雨戸を開ける手を 引っ込めたくなります 気合いを入れて窓を開けると 光の筋が キラキラ輝くから 暫く寒いのを忘れてしまいます その年その年の 終わりや 始まり 今年も後 三日になりました ・・・・・・・♪・・・・・・・…
今朝は 我が家の上にも 寒波らしきものがやってきて 霜で真っ白になりました 皆様 寒い師走の毎日 お元気でお過ごしでしょうか *******♪******* 呼いて吸って…。 心臓が鼓動を打ち 血液が体を巡るように 肺に新鮮な酸素を取り入れる 呼吸は 当…
♪もう幾つ寝るとお正月…。 お正月に 何かをしようと 楽しみにして 指折り数えて待っている人 長い休暇がとれて 帰省する人 子供たちはクリスマスの後の お年玉を楽しみにしている かもしれません 新しい歳 新しいことが 始まる時にはワクワクします 毎年同じ…
冬至の空は晴れて 冷たい空気に覆われました 日没が 前より少し遅くなった…? ような気がして 明るい時間のほんの少しの 幸せを受け取って嬉しくなります 冬至にはお風呂に柚子を入れて ゆっくり湯船に浸かります 柚子の好い香りに包まれて 邪気を払って貰っ…
ゆっくりと半月かけて満ちていき 同じ時間をかけて 欠けていく お月様 今年最後の満月には 沢山の恵みを分かつ人 身に生じた澱を払う人 様々…。 心に隙間が生じやすい 師走の終わりには いつもより 肚の下に力を入れて 慎重に 心を寄せて丁寧に暮らします *…
真っ青な空が広がって お日様の光が降り注ぎ 白く染まる庭の 朝霜を 溶かしていきます 吐く息が白くて冷蔵庫の中みたい 朝晩 寒くなりました 朝茶は 《その日の難を避ける》 らしいから 毎朝 緑茶を頂きます 最近 懐かしい香りのする 緑茶の茶葉に出逢ったか…
柔らかな光が滲んでいた空は あっという間に 灰色の雲に包まれてしまいます 地上も 冷たい空気に覆われて 空で起こることが 地に 大きく影響していると 強く感じてしまいます 数日前には 冬の季節に 春先のような気温になった為 大きな積乱雲が発生して アメ…
明るい光の注ぐ 冬の晴れ間 雲が彩りを鮮やかにして 見る者の目を楽しませていきます 目に写るものの美しさや 明るさや分かりやすさ…etc.は 各々で 今目の前に現れて 『わぁ~っ。』とか 『おぉ~。』なんて声になって 零れてしまいます 写真には上手く写ら…
地球の彼方此方で月蝕や日蝕 流星群や白く輝き尾引く火球…。 etc.のニュースが流れ 冬の空気は澄んでいて このところ 空が ドラマチックみたいです 一般人として初めて 宇宙に飛び立った 前澤友作氏は 12日間 空に滞在するそうです 見上げても 空の向こう…
初冬の黄昏時は 何とも言えない 神秘的な 光の世界を映し出します 手先がジンと冷たくなるのも 気にならないで つい見とれてしまいます 黄金から紫 そして群青へ 気まぐれに 茜に染まり 銀の雲が流れるのを見送って 束の間を過ごします こんなに素敵な贈り物…
長い物語に出逢ってしまうと 終わりの見えない時間を過ごして 夢中になって 読み続けてしまいます 何時間も 何日も 本から離れられなくなって お腹が鳴って空腹に気付いて 半ば義務のように 《食べなくては…。》と 食事をしたり 真夜中の暗がりに気付いて 《…
空気がピンとはりつめて 霜が降りた大地には まだ楓の赤は落ちないのに ・・・冬が始まったみたいです 吐く息も白くなって ほんの少しずつですが 自然の色が薄くなっていきます 来年のカレンダーや ダイアリーも届いたりして 今年も あと少しになりました 街…
枯れ草の音がして いつもの風音とはちょっと違う 生き物の気配を感じて 霜が溶けた 冷たい庭を 静かに眺めてみると 『・・・いました いました』 テンなのかイタチなのか 鼻筋は白くありません 以前遊びにきた日本穴熊や タヌキよりも一回り小さくて 明るい…
人の姿というのは 一般的に 肉体を指すのでしょう 年齢や大きさ 筋肉の付き方 好みこそあれ醜美など あらゆることが含まれた 一人の個体を形造る 一塊の命の結晶 その姿は唯一で その人生を経験するのは その人でしかないのだと 今更ながら思います そして …
空気が白くなって雨が落ちてくると 鮮やかだった自然がシンとして 静かになるようで それだけでも これからの季節の雨は なんとなく もの悲しさが漂って 否応なく次の季節へ 急かされているみたいな気になって 暖かいものを用意したくなる 食事も それから …
今は昔…。 そうして始まる 昔話の中に ジブリの映画でも題材となった 《かぐや姫》の物語 多くの人が一度は 聞いたり 読んだり 触れたことがあるであろう 有名な物語です 『あるところに 竹取りを仕事にする お爺さんがお婆さんと住んでいました お爺さんが…
赤・黄・茶・緑…。 その日その日で 主役に見える色は違います 今日は赤 それも黒を帯びた 楓の赤です 冷たくなった大気に応えるように 紅葉は進み そして風に揺れ 役目を終えた葉が落ちていきます 昨日の満ちた月が見せた 皆既月食も 一時も留まらぬ 時の移…