空気が白くなって雨が落ちてくると
鮮やかだった自然がシンとして
静かになるようで
それだけでも
これからの季節の雨は
なんとなく もの悲しさが漂って
否応なく次の季節へ
急かされているみたいな気になって
暖かいものを用意したくなる
食事も それから
大好きなお茶の時間も
暖かいものを摂りたくなって
手袋や靴下 マフラーも
今年は何故か
いつもより 明るい色の
より暖かいものを選びたくなる
冬の寒さが厳しくなるのを
体のセンサーが
敏感に感じているのかもしれない
*〇*〇*〇*〇*〇*〇*〇*
SDGsを心掛けるようになると
見える世界が違ってきて
日常の電気の使い方や
ゴミとして処分するものの分別が
今迄以上に気になって
できることがあるのかもしれない
・・・なんて感じることがいっぱい
一人一人の暮らしは
本当に細やかで
小さなことばかりだけれど
家に入れるもの
家から出すもの
まるで食事のようだけれど
バランスよく選べたら
人の体のように 健全にいられて
住みやすくなるのだろうか
安心や安全は
絶対ということは無いけれど
せめて 日々の暮らしの中では
穏やかな気分を味わえるように
手に負えるくらいの困難へ
備えをして『大丈夫。』そう
思えるのなら 上々かもしれない
アニメーションの世界では
Dr.stoneみたいに
青い光に包まれた地球で
石になってしまっても
数千年の時を越え
ある日 目覚めることが
想像に難くないだろう
現実にはそうならなくても
ゆっくり けれど確かに
生き物は終わりを迎えていく
そのきっかけが 病なのか
事故なのか 天災なのか
人が どれ程考えて願っても
その瞬間を迎える迄
どんな最期なのか知ることはない
やりたいことが思い通りできない日
残念だったり 詰まらなかったり
いろいろ思うけれど
できれば其所には留まらず
直ぐに その思いから離れて
今日出来ることに滑り込んで
その時にしか出来ないことと
一緒に居られたら
何が遇っても大丈夫
・・・なのかもしれない
《思い通り》でないところに
宝物は隠れているのだから
寒い日に雨が降って
なんとなくもの悲しい時には
暖かさに包まれて過ごしてみて
心まで冷たくならないように
大切な人を思ってみて
冷たい雨が降っている
この世界の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary