花開く時
春は大きな変化を感じる時期です。
生き物が眠りから覚めて
活発に動きだします。
草木の芽が色づき 花が咲き
賑やかに鳥がさえずり始めます。
その大きなエネルギーを感じて
ともすると 心がザワザワとしてきます。
少し前までは
春が苦手だと思い込んでいました。
けれど それは思い違いだったようです。
春が苦手なのではなくて
急激に動き出すエネルギーの
変化が苦手だったのです。
そう言えば、以前は変化が訪れる度に
周りの人や状況を気にして
どうしたら好いか解らずにドキドキして
お手上げになっていたのです。
その時の感覚は 正にフリーズ状態でした。
他の人の気持ちをすくいとったり
知らぬ間に受け取ったりして
自分を失っていったのです。
そして どうにもならない感情だけが
いつか些細なことでスイッチを押されて
爆発してしまうのです。
それは紛れもなく 怒りとして…。
原因など自分でも解らずに
人を傷つけて 自分も傷ついて
苦しい思いをしていました。
・・・困ったものです。
咲きたかった花は みるみる萎んで
それなりに…。
大輪の花が
咲くことはありませんでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
では
花を咲かせるには
どうすればよいでしょう…。
感情を爆発させない為には
どうしたらよいのでしょう…。
『う～ん。』腕を組んで考えます。
人 各々。答えは一つではないのです。
（私の場合。）
先ず、考えや思うことを
シンプルにしていきます。
自分のことだけを考えます。
自分の思いを知っていきます。
自分の感情《喜怒哀楽》に敏感になります。
この瞬間 自分がどうしたいかを
丁寧に知っていきます。
そうしたら 慌てずにいられるように
なれたのです。
自分が少し分かりやすくなって
楽に呼吸できるような気がします。
でも…。優しいあなたのことだから
どうしても他の人のことを考えてしまうなら
『自分の事ではない』そう言ってから。
他人の事として考えます。
もし、その時に感情が芽生えたら
何故そう感じるのかを
掘り下げていきます。
他の人の感情を受け取っていませんか？
他の人の人生を
思い通りにしようとして
苦しんでいませんか？
そうやって
感情を分かりやすくしていきます。
それが自分の思いだと 認めていきます。
ゆっくりと目を閉じて感じてください。
感じるだけ…。
無理に変えようとしたり
自分のことを責めたりしないで
『そうなんだ。』
そう思うだけにします。
だって…。人間だから
そう決めないと
自分を責めたり
〇〇〇したら良いのに…。なんて
考え込んでしまいます。
でも、最後には
きっと他の人 自分以外の人のことだと
気付くことができるのだと思います。
みんな 自分の人生を
生きることしかできない…。
のだと思うのです。
今 体がしっかりと地上に居るのを
実感していますか？
もし感じられるなら 大丈夫。
豊かによく肥えた土壌には
美しい花が開きます。
自分を知って大事にできたら
それだけで花が開いていく可能性の
８割決まってしまいます。
後は 毎日同じように
自分の感覚や自分の思いに寄り添って
『何を感じる？』『どうしたいの？』
そう問いかけ続ければいいのです。
あなたの花が開きますように…。
自分のことを感じてください。
あなたの幸せを
同じ空の下から お祈りしています。
mary
