いつの間にか消えていくもの
例えばそれは
鏡に映る 容姿
それから 年齢から来る若々しさ
後は 物質によって輝くものetc.
若い頃には考えたこともなかった
目に見える 全てが
変わりゆくもの…。
そして 消えゆくものでした
消えないものを探すのは大変なほど
全ては 長い年月をかけながら
朽ちて 消えていってしまいます
でもそれは 残念なこと…ではなくて
とても 自然なことだったのです
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人だから…(((^^;)。
沢山の時間やお金 エネルギーを費やして
自然の流れに逆らう為の努力をして
足掻きながら 暮らしてきました
それはそれで 幸せだったのです
だから 多くが消えてしまうものなのだと
気付いたのは
もう随分年齢を重ねた最近のことです
年齢を重ねたせいか それとも
暮らしが大きく変わったせいなのか
今は前より少しだけ
足掻かなくなったような気がします
失ったものへ感謝して 諦めて
失ったものを補いながら暮らす知恵や
失う経験によって
自分自身も不確かな存在であると自覚して
完璧を求めなくなったから…かもしれません
だからと言って 周りの人が
不愉快に感じるような
身繕いや 振る舞いをするのではなく
程好いくらいの身軽さが
無理せずに居られるのかもしれません
自分の今に
完璧を目指さなくても良いことや
自分を 全ての中の一部だと
思えるようなこと
それは
自分の存在が薄まっていくような感じです
今 この時勢には 若くても
抗いながら生きることの不自然さを
感じる人は多いのかもしれません
本来の力の半分も出せないで
毎日疲れ果ててしまう…それは
勿体ないかもしれません
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静かな場所で一人になって
目を閉じて 深呼吸をして…。
消えてしまうことのない
自分自身を感じてみます
身体の中に包まれてはいるけれど
暖かい命の纏まりのようなものを
感じられるなら 素敵です
色が見えることも
振動を感じられることも
熱を感じることもあるかもしれません
深い呼吸に集中して
心配事や この後の予定は忘れて
ただ 此処に居るだけです
自分の内に在る命の纏まりに
意識を向けて感じると
安らぎや 高揚や…etc.
言葉にならない様々な形になって
押し寄せてくる かもしれません
それは きっと
消えて無くならないものなのです
命と言う 言葉では表せないものが
確かに 自分には在るのです
それは 年齢を重ねても
消えてしまうものではありません
もしかすると 却って大きく力強く
賢くなるかもしれないものです
生きているから感じること…。
消えていくものは
華やかさや 満足を与えてくれて
それは とても素敵です
消えないものを自分の内に
命の纏まりのように感じられるなら
それも とても素敵です
消えゆくものに
『ありがとう』と『さようなら』が
言えますように…。
消えない 命の纏まりを
いつも感じられますように…。
雲の隙間から零れる
太陽の光を浴びながら
この同じ大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
