今日は今日 明日は明日
今日の日に 何が有っても
夜眠りに就いて 翌朝を迎えたら
昨日になった今日とは 違う
明日という 今日という日が来るのです
幼い日に 聞かされて
初めは 何のことやら分からずに
そのうち『 何?』
当たり前
それくらいしか思わなかった
生きているから
きっと 生きてきたから感じるのです
その大層な理が
身に染みて来るのかもしれません
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夜 眠っている間
身体はメンテナンスを始めます
そして不調や 病の種を宥めたり
微調整して
それから
頭の中の記憶や混乱を整理して
心もとない シナプス回路を強化したり
混乱している思考に 筋道を作ったり
お腹の中の 栄養素の消化や分別をして
要るものと要らないものに分けていく
冷たくなると 鈍くなるから
眠るまでの一時に
暖まった掌を当てて 外からもお手伝い
コトコトと鳴る 脈拍を整えて
冷えた箇所に 温かい血液を送ります
目も耳も 口や喉
鼻や皮膚も etc.
皆 敏感過ぎず 鈍過ぎず
フラットに戻ります
目覚めた時に
生まれたばかりのような
活き活きとした身体の調子に近づくように
静かに 整えてくれている
・・・みたいです
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朝の目覚めに 感じます
何処かへ行っていた みたいだと…。
可笑しいような
そうでもない
自然に感じるようなこと
・・・あるのです
昼 日中には 感じ難い
心と身体は 別々なこと
起きている時には
心も身体も思考の在りようも
一つで居たら楽なのです
夜眠って居る時には
各々が 別々に
仕事をしている気がします
朝目覚め 昼起きていて夜眠る
(不規則な暮らし方なら当てはまらない…)
それだけではないような
朝には朝の 昼には昼の
夜には夜の過ごし方
上手くなったら
楽になるような気がします
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そんな時 『今日は今日 明日は明日』
そう思えるなら
やることは決まってきます
朝ならば 快復した自分を新しく始めて
昼ならば 起きた身体と頭と心を
一つの纏まりにして
思い切り…それなりに使ってみます
夜になったら
自分が心地よく眠れる準備をして
身体と頭と心を 別に
休ませることだけに専念します
一日の 自分を生きる
その繰り返し…。
よく眠れた朝は
年齢など忘れたように元気になって
昨日 心に影を落とした心配事は
今日 知らぬ間に解決していく…。
それほど 身体は軽く 頭はすっきり
心は強く 居られるような気がします
自然の世界の 大きな流れ
目に見えぬ世界の 浸食
どれ一つ 容易いものは
無いのかもしれないけれど
今日は今日 明日は明日
生きながら
今日を超え 明日を迎えていかれたら
違った世界を 見られるかもしれません
曇り空の下
あなたが眠れますように…。
あなたの幸せをお祈りします
mary