人との出逢いは奇跡のように…。
親と子でも
夫婦 パートナーでも
友人…etc.でも
出逢うことの不思議さを
日常の暮らしの中では感じずに
忘れてしまっているけれど
時々 深～く想います
例えばそれは
独立した子供たちが帰宅して
会話するとき
別々の暮らしをして
現在のことは
互いに知らないことばかりで
興味を持つ対象や好きなもの
困ったことが有るのかどうかも
知らないけれど
互いの心の底に流れるものが
同じ泉から湧き出たものだと
確信するみたいに感じたり
その優しさや その大きさが
大切に想う人の そのものだと
思えるような瞬間と出逢います
そんな時 生まれてきてくれて
出逢えたことに 感謝しかなくなって
ほっとすることがあるのです
一泊して帰って行く その後は…。
いつもの何倍も洗濯をして
こんな時期だから 念入りに
お掃除をするようになりました
それは 沢山の見えない落とし物を
拾い集めるような作業です
生きている命そのものや
思いやりの欠片たち
そうした形を成さないものたちが
静かに分かち残されて
改めて この時に在ることや
日常を暮らすことが有り難くて
熱いものが 自分の底から湧き上がります
そして 序で序でにやっていた
食器棚や引き出しの模様替えを楽しんで
冬の備えのきっかけを貰います
ガラスの器を奥の方へ
土の匂いがするような焼き物の器や
キャセロールは前に出して
それから土鍋を手入れして
入れ替えて…。
寒くなった日の食卓を想像します
仕舞い込んでいた よそ行きの食器にも
時々は出番を作れますように…。
陽の光と風に当てた
洗濯物が乾く頃には
いつもの日常に戻ります
そして 洗濯物を畳みながら
子供たちが無事なことを願います
幸せは 🎈風船のように
あっさり手から離れて
飛んでいってしまうから
そっと 心を寄せて想います
雲の無い青い空が広がった
同じ世界の片隅で
あなたの幸せをお祈り指します
mary
