朝７時には３０℃になる温度計を
横目で見ながら 外の風を感じます。
少し生暖かい…今日の風は静かです。
暖まっていく大地が 穏やかでありますように。
人と人の間に
最近 電車を利用することが
多くなりました。
昨日の山手線でのことです。
立っている私の前に座っているのは
どう見ても外国の若い女性です。
私の中の乏しい知識から想像すると
インド系の学生さん…？
何となく ふっと顔を上げると目があって
お互いに微笑みを交わすのです。
そんなことを数回しているうちに
降車駅についてしまいました。
「バイバイ」・・・私の口をついて出た言葉。
すると 同時に座ったままの彼女から
同じ声が聞こえたのです。
そして手をふってくれる彼女に
私も手をふって別れました。
それはとても不思議な瞬間。
ただ微笑みを交わしただけの
心に触れる素敵な時間でした。
どうしてだか解らない けれど
解らないままで良い。
そう思えることがあるのだなぁ。
と思うようになりました。
『〇〇だから。』
そんな風に理由が見つからなくても
なんとなく 良い感じ…。
それだけで十分な気がします。
自分にだけわかる
又は 相手とだけわかり合う
言葉にはならないようなことが
生きていると沢山あるのかもしれません。
漠然とした思いでも
良い感じのする方へ向かうことを
怖がらないで居られるには…。
どうしたら良いのでしょう。
誰よりも自分の良い感じを信頼してみる…。
それは正直 初めはなんとなく不安です。
けれど 不安な気持ちが作り出すものは…。
残念ながら
良いと思う感覚には届きません。
だから 自分の気持ちを
ワクワクさせるような
楽しくなることに向けていきます。
それが何かは やってみなければ解らない。
自分にしか解らないワクワク感です。
絵を描くこと
文章を書くこと
字を書くこと
ものの理を探求すること
古代の歴史を研究すること
音楽を奏でること
話すこと
etc.
なんでもやってみて
時々《これ》と感じます。
ウキウキしてくる感じ…。
見つかりますか？
感じたら…。
覚えていてください。
その感じ。
できるだけ
いつも そのウキウキした感じで居るのです。
そうしているうちに
自分に合った良い方に
向かえるようになる気がします。
それは誰かに教えて貰えない感覚です。
自分に合った 良いことだから。
あなたが自分だけの良い感じを
信頼できますように。
未来に繋がる今の自分を大切にできたら
きっと怖いものは生まれてこない気がします。
夕暮れに
はにかんだような紅い雲を見上げながら
あなたの幸せをお祈りします。
mary
