繰り返す思い
もう一度あなたの
その手を握れたら
もう一度あなたの
その手を握れたら
少しは強くなれるのに
そんな気がするけれど…。
あなたは
『もう十分強くなったよ。』と
そう言って きっと笑うのでしょう。
大きなあなたの掌が
明日が来ると伝えてくれた。
毎日は繰り返されて
明日が来ないなんて思わなかった。
いつかおじいさんとおばあさんになって
隣をずっと歩いて行けると思っていたから。
星になってしまったあなたと
手を繋ぐことなんて
もう無いと
解っているけれど
あなたの横で感じたすべてが
鮮やかに甦る。
もう一度あなたの
輝く笑顔に会いたいのは
自分が少し軽くなりたいから？
明日を近くに感じたいから？
いいえ。
どんな理由を並べるよりも
『あなたが大好き。』
それだけが全てです。
もう二度とこの世界では
会えないとわかっているのに
手をつないで歩きたい。
もう一度
あなたの温かい掌に包まれたい。
あなたは待っていてくれるかしら
私が星になる日まで。
それとも何処かの誰かになって
世界のために
生まれ来てしまうのかしら
例え そうだとしても
互いが誰かさえ解らなくて
すれ違ってしまっても
あなたへの愛は消えることはないのです。
あなたからの愛は
お星さまから
私にちゃんと届いています。
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大切な愛する人と別れたら
こんな日を過ごします。
哀しみと喪失の波に襲われて
往ったり来たり過ごします。
だから今
もし愛する人が隣に居たら
『愛してる』
そう言って 掌に触れてください。
目の前に 愛する人が座ったら
その人の目を見つめて
『大好き』
そう言って笑ってください。
肩に触れてくれたら
『ありがとう』
そう言って 寄り添ってください。
（・・・大きなお世話
かもしれないけれど）
生きる力になるのです。
言った方も 言われた方も
生きている。
それは 素敵な欠け代えのない時間です。
宝物です。
言えますように…。
そして
大切な人に 届きますように…。
あなたの幸せを
お祈りしています。
mary
