種の保管
庭に沢山の蝶が来て
幼かった日に 見た
そのままの姿？がそこに在って
種の存続している 不思議を感じます
もんしろ蝶 き蝶 しじみ蝶 ごまだら蝶
じゃのめ蝶 茶羽せせり きたては 烏あげは
くろあげは 黄あげは 青筋あげは
皆 昔見たままの姿？で飛んで来て
また 飛び去っていきます
最近は大きなものは見なくなった
おおみずあお のような美しい蛾も
目に映らなくなっただけ？
どこかにいると思いたい…。
混ざり合うことなく
そのままの姿を残して
ずっと続いている…種の不思議
それとも 気付かないだけで
ゆっくりと変わっているのでしょうか
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目の前に広がる 沢山の
まだ知らない世界が 面白くて
時間を忘れてしまいます
草の伸びる我が家の小さな庭でも
カミキリ虫が飛んできます
どの生き物も
自分の外側に在る世界に適応して
生きやすいように順応して
形を変えてこられたから
この世界に種を
残しているのなら
きっと 自然も それから人も変化して
当たり前…なのかもしれません
人は 人の弱さを受け入れられず
周りの環境を変えて
生き残る道を 突き進んできて
命を長らえる研究には
人の命の代わりに 他の動物の命を使い
命を奪う研究には 容赦なく
身近でない人の命をも使ってきたこと
足跡を消すことはできないでしょう
そして未だ 終わらない
生き延びる為に 行う波は
何処へ流れ着くのでしょう
・・・
恐竜やナウマン像が絶滅したように
その種が生き残るには
自然のままは
難しいのかもしれないけれど
分かれば分かるほど
行き先に在る 因果の結末を
想うしかありません
もし 真実（ほんとう）に
差し出したものが返ってくるなら
与えた行いが返ってくるなら
人はどれ程の痛みを受ければ
終わるのでしょう
できるなら 愛だけを
与え合えますように…。
それは 心とか精神とかだけでは語れない
他の種の保存を侵害しないということ
なのかもしれません
例えどんなに進化を遂げだとしても
この命が尽きるまでに
身体を霊（たましい）の入れ物として
取り替えの利く時代にはならないから
肉体の不自由さは 今のうちに
しっかり感じて
痛みも 生きていることの証だと
知っていたいと思います
人の種としての一生は
複雑で 切りがない
想いが溢れてしまいます
ただ 命として在ることを
忘れずにいたいと 願っているのです
遠くから吹いてくる風や
空から降り注ぐ光と同じ
此処に 在るものとして
生かされているものとして
手を合わせて暮らします
辛い過去の様々な出来事が
消えて無くなることはないけれど
命在るものとして
生きるしかないのです
そして この暖められた世界の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
