物語がハッピーエンドになるように…。
人生の物語を生きる主人公が
もしも自分なら…。
どんなに楽しく
恵まれた日々を暮らしても
どんなに辛く
苦い日々を暮らしても
最後は 幸せな人生だったと
結んでみたいと思ってしまいます
できるなら 物語が
ハッピーエンドになりますように…。
その為に できることは何でしょう
足りないと思うものをかき集めること…？
それとも
スポットライトを浴びること…？
人の羨むような完璧な暮らし…？
いえ いえ
例えば わたしにとっては
頑強な体を持って病にもかからず
長生きするようなこと…とは
少し違うかもしれません
体から発する声を聞きながら
調度好いことをして一日を過ごすこと
痛い所の有る時には
（大した痛みではないですが…。）
ご先祖様から授かった この体に感謝して
擦ったり 労ったりして
『ありがとう』と伝えたりして
痛みがあることを感じてみます
若い頃には 体が弱くて
他の人と同じになれないことが
大きく心を削ったけれど
それほど丈夫にできてはいない
この体に生まれたことや
小さな痛みを感じることが
わたしのハッピーエンドには
必要だったのかもしれないから…。
大きな富を持って
華やかな暮らしをすれば
ハッピーエンドになるのでしょうか
確かに 住む家が無いのも
食べるものが無いのも困ります…けれど
身に合うことが一番で
それ以上は毒になるかもしれない…なんて
思ったりするのです
ハッピーで居られる感じ…。
それは自分にしか分からないことだから
そして 昨日のハッピーが
今日のハッピーと 同じとは限らないから
耳を澄まして 目を開いて
小さな変化も感じていられますように…。
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ハッピーエンドが何時来るのか
知っている人はいるでしょうか
修行によって覚醒された人ならば
知っているかもしれません
決められるのかもしれません
けれど 普通に暮らす市井の人は
何時最期が来るかも分からずに
この暮らしが
ずっと続くと思って暮らします
その中でどんな時にも
その瞬間の中に
幸せを感じられたら…。
もしかしたら ハッピーエンドを
迎えられるのかもしれません
他人の言うハッピーは
残念ながら分かりません
だから 誰かが見たら
ハッピーエンドには
見えない…かもしれないけれど
自然の摂理に従って
迎えた最期の時に
ハッピーエンドと自分が思えたら
それで十分…？なのでしょう
ハッピーを感じるセンサーを
いつも磨いていられますように…。
幸せは いつも此処に…。
小鳥の冴えずる賑やかな声を聞きながら
同じ大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
