あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙*普通のこと


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日常

日常…そう言って思い浮かぶ風景は人によって

違います。

又は時期によって異なります。

そして、その思い浮かぶ風景が

普通の暮らしかと言うと  それも一様では

ありません。

 

あなたの今の暮らしを思い浮かべて

10年前と比べてみてください。

20年前でも構いません。

 

思い出す自分自身や周りにいる人々は

少しずつ今とは違って来ている筈です。

 

例えば、毎日同じように見ている風景に有った

樹齢500年の木が  台風によって倒れたら

誰が見ても無くなったものは解ります。

 

けれど元気だった自分の身体に痛みがあったり

心の中に走る痛みは 

決して見えるものではありません。

まして  他人の心や体の変化には

なかなか気付くことはできません。 

 

 

殆どが  大きな出来事になってから

その変化に気付くのです。

それは  仕方のないこと…かもしれません。

でも…このブログにも以前から書いてきた

敏感な感覚を磨いていくことはできるのです。

 

 

私達の暮らしは日々変化していきます。

 

そして、暮らし方も自由になりました。

 

その選べる自由の有る生き方の中で

〈普通〉の暮らし方をして

一生を送れることは

とても幸せなことのように感じます。

 

傷つくことも日々沢山あって  けれど 

その傷つく場所にはいなければならない。

 

その現実を  どうして乗り越えていけるのか

きっと毎日身体が軋むほど苦しんでいる…。

・・・そんな人が隣に居るかもしれません。

 

気付けずに

私達は過ごしているのかもしれません。

 

気付いても実際に

どう接していいのか解らない。

それが本音なのかもしれません。

 

今  あなたの周囲に在る

普通の日常は奇跡✨の連続です。

 

その日常の世界を続けていくのには

一瞬一瞬必要な人  必要な風景があって

それは当たり前ではありません。

 

あなたが  そして、あなたの周りの人々が

力を尽くして作り上げている  今なのです。

 

そのことを思い出すだけで 

少し大切にできるような気がします。

自分のことを  今よりも大事にできる…。

かもしれません。

 

今日はお彼岸の入り。

力を尽くしているのは

生きている人達ばかりではないのです。

 

亡くなった人たち御先祖様は

いつも  私達を見守ってくださいます。

 

当たり前の普通の暮らし

それは  人各々です。

 

今在る暮らしの中に 

力を尽くして生きる  1人(一部)になって

生きること。

あなたも私も

命があって  生かされています。

 

あなたが明日を迎えられますように…。

 

あなたは  あなたのままで…。

 

あなたの幸せをお祈りします。

mary