夢に敗れた時 何かを失った時
挫折感や敗北感etc.沢山の痛みを味わった時
誰もがそれを乗り越えていこうとします。
そのまま痛みと共に一緒に居ようとは
きっと誰も思わないでしょう。
けれど本当は 痛みや困難が
人に多くのものを与えてくれる
ギフトだと知っていること…。
それは
とても大きな幸いに繋がります。
悲しみや苦しみがずっと自分と一緒に在って
自分がどんどん小さくなっていくように思うのも
錯覚だった…。
そう気付く時があります。
悲しみや苦しみや 痛みさえ
だんだん自分の一部になっていく…。
傷ついた場所は 強くなっていきます。
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人生に起こる全てのことは
ろうそくの炎のように
ふっ…と一息で消してしまえるような
そんな事は一つも無い気がするのです。
辛いことを経験した後に
次々に起こる普通の日常の出来事。
それは いつもとはまるで違って感じます。
自分の敏感になっている心は
傷ができていると思ってしまうから。
痛いのです。何もかも。
自分を責めてばかり…。
大きな衝撃を受けた後には
今までと同じような日常は
自分の日常ではなくなるのです。
それでも 何とか一日を過ごしたら
それだけ自分が強くなります。
傷ついた心は回復しながら
ずっと
以前より強くなっていきます。
困難だと思った出来事が
自分の一部になって
免疫のように働いてくれるから。
骨折した骨が太く強くなるように
心も太く強くなるのだと感じます。
事実はずっと在り続けます。
過去も。現在も。
事実は変わらないのです。
変わるのは 自分です。
変わるのは 想い方です。
苦しみが無くなるのでなく
苦しみと一緒にいる。
哀しみが無くなるのでなく
哀しみは自分になっていきます。
トボトボと歩いて回り道していたのが
しっかりと大地を踏みしめて
前を向いて真っ直ぐ
歩き始められるようになるのです。
困難だったものが いつか友人のように
自分を豊かにしてくれることに
気付くのです。
そうしたら
全ての出来事は
くっついていた感情が洗い流されて
ただの出来事だけでいてくれます。
そして思い出す度に
素敵✨な輝きに包まれて
宝物になっていきます。
大切な何かを失った時
上手くいかずに失敗したと思った日
いつかきっと宝物へと変わること
知っていて欲しいから…。
あなたに手紙を書きます。
そしてあなたの幸せをお祈りします。
mary
