生まれてきた命の中に
広がる世界が必ずあります。
生まれた日から関わった人達が
一人の中に息づいていく
そう思います。
出逢った人が
ある時は
優しく声をかけるかもしれない
ある時は
抱きしめてくれるかもしれない
ある時は
傷つけるようなことをするかもしれない
そして、ある時は
人生から去っていくかもしれない
例えばそれは「愛してる」
だったかもしれない
例えばそれが「バカ野郎❕」の一言
だったのかもしれない
例えば永遠の「さようなら」
だったかもしれない
みんなこころの中に生きていて
今の世界の一部です。
みんな一人ひとりが
他の誰れかは経験しない何かと出逢い
こころの中を広げていきます。
夢の中を旅する時も
思い出せ無い記憶の中にも
鮮やかに浮かぶ思い出にも
その全てが存在して
時折り
こころの中から
語りかけ
時には甘い香りを届けてくれます。
目に映る雨降りの景色
家族の声
お茶の香り
今日の全てがこころの中の世界に溢れ
広がっていきます。
いろいろな経験は一つになって
今の自分になっていて
今度は誰かと出逢います。
目の前のその人は私と出逢い
どこかの自然を感じ
誰かの声に耳を傾けます。
こころの中に少しずつ世界を広げ
こころの中に景色を創ります。
その景色が心地好く
暖かい色に染められて
いつも輝いていられるように
こころの中を広げます。
あなたに出逢う時
清々しい自分のままで
会えたらいいと思います。
秋雨も終わりが来ます。
冷たい雨に濡れる
あなたのこころの景色が
暖かい風景でありますように。
あなたが笑顔でありますように
お祈りします。
mary
