あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙・雨の雫

 

ある日…。

ザァーザァーと音を立てて

まわりが霞んで

景色がにじむ程  雨が降った日

それが《恵み》だと知らされた気がしました。

 

ジリジリと焼かれるように

降り注ぐ太陽の陽射しを浴びて

空を見上げた日…やっぱり

《あ~恵みなのだ》と感じた日がありました。

 

少し前の

その日のことを鮮やかに 

今も思い出すのです。

 

ある日突然 

当たり前だと思っていた

雨が降ることや

お日様が照ることに

震える程心が動いたのでした。

 

みんな恵まれていることなんだと

ある日ある時

突然気付くことがあるのです。

 

なんとなく…。 

いつもは気にしなくてもいいような

すごく当たり前に感じること。

それなのに

息が止まるかと思うほどの衝撃を受けて

『有り難い』そう涙が溢れて仕方がない

そんな経験を何度もして

今が在ります。

 

それからは  在るものを見て

在るものを数えるようになりました。 

在る中に含まれる真実に

触れることへと向かうようになりました。

 

ずっとクイズを解いているみたい

なのに

答えは直ぐ側にあるように感じることが

日々の中に起こります。

 

こうして手紙を書きながら

気付くことがいっぱいで嬉しくて

生きていることが有り難くて仕方ない

そんな  今日があります。

 
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年を重ねる

皆、等しく…?

同じように年を重ねていく・・・。

当たり前のようで、当たり前ではないこと。

《そんなこと無いのは解っている…。》

そう思っていたのです。

なんとなく  そう思っていた筈なのに…。

本当は違っていました。

 

明日が訪れるのも

来年のバースデーを迎えるのも

当たり前のことだと思っていたみたいです。

 

でも、それは

当たり前のことではないのだと…。

本当を知るときがあります。

 

それは、当たり前であって欲しいこと。

 

そうでなくなった時

人の心には  様々な感情が顔を出します。

それは沢山。道端の石ころのように。

未完成の宝石のように輝けずに置き去りにされて

けれど、そのうちに

知らぬ間に

磨くように導かれていくのです。

 

年を重ねるから理解するのではなくて

その瞬間だから知ってしまう

キラキラ光らせる出来事を

1つずつ経験します。

 

一生を通してその繰り返しをしていくだけ。

 

早くも遅くもない

ちょうど善いときが来て

小さな奇跡✨✨✨が起こります。

 

そうして年を重ねるのは

簡単なことではないから

愛しく感じます。

 

愛しく感じるから

生きていることを『すごい❗』と思う。

自分の知らない《生》を過ごしている人が

なんだか大切に思えて仕方ないのです。

 

側にいるとか  いないとか

何かするとか  しないとか

そんな風に考えたら『う~ん💦』

と唸るしかないけれど

私は此処にいるだけしかできないで

ただ『すごい❗』と思うままいたいと思います。

 

そのままで

有り難くて仕方ない  そのままで

此処から

あなたの幸せを

そっとお祈りしています。

mary