年齢を重ねることを 楽しめるのは
とても素敵なこと…なのだと思います
背伸びすることが多かったので
早く大人になりたかった十代前半
それから 二十歳で出逢ってしまった
八つ年上の人と家庭を築いて
・・・ずっと
相応しい人になりたかったから
縮まらない距離なのに
早く年を取りたくて
毎年 年は同じだけ頂いて
見ていたのは背中のままでした
いつか その人は
年を重ねることがなくなって
来年は同じ年になってしまう…。
あんなに 背伸びして
近づきたかったのに
遠くへ行ってしまったから
共白髪で手を繋ぎ 並んで歩けたら
どんなに素敵だろう…と 思うけれど
今にも 未来にも
書かれてはいない シナリオだから
別のことをして過ごします
そうして静かな場所に一人で居ると
年を重ねられることが
奇跡だということや
全ては贈り物だと 知らされて
何もかもが輝いて見えてきて
今日生きることの幸いに包まれるから
年を重ねることが嬉しくて
今在ることにふるえています
『ありがとう』がいっぱいあって
熱いものが込み上げてきて
涙が溢れてしまいそう…。
それは 前には見逃していたような
小さな 小さなことだけど
大きな 大きな宝物です
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後 何日かすると
２０２０年は終わっていって
動く歩道のように 自分が動かなくても
目に見えない境を簡単に飛び越えて
２０２１年へいってしまえて
初日の出や 初夢や初詣
新しい年を迎える時には
いつも 当たり前に側に居る
誰かと手を繋いだり 微笑み合って
お祝いできますように…。
もし 隣に誰か居なくても
そんなこともあるから…と
笑ってしまえたら 本当に素敵
一人が寂しくて辛いなら
そんな時は 泣いてしまって
泣くだけ泣いて
今年の内に…。
それから 楽しいことを想像して
飛び上がるほど喜んで
三が日は 初春をお祝いして
四日には 仕事が始まる人も
ご先祖様に掌を合わせて
守って貰えますように…。
簡単に飛び越えてしまえない
年越しもあるけれど
時計の針は止まらないから
越えられた 自分に
称賛を
惜しみなく贈れますように…。
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除夜の鐘に煩悩を洗って貰って
今年が より穏やかに
無事に終わっていきますように…。
幸せは 今此処に
心の中で
見つけてくれるのを待っている
毎日 それを忘れずに居られたら
年を重ねることの喜びが
もれなくついてくるようだから
今此処に在る幸せを
見つけていきます
その先に ２０２１年が続いていって
特別なことなど 何も無くても
新しい年を迎えたら
その日 その時にしか
見えないことや触れられないことが
必ず あるのだから
年を重ねるだけなのに
ワクワクは止まらなくなるのです
車のフロントガラスが凍るくらい
❄️寒くなって
『あらあら…。』と 思うけど
光にキラキラ輝くから
見とれて 笑ってしまいます
冷たい空気に包まれた大地と共に
静かな年の瀬を過ごせますように…。
同じ空の下
あなたが幸せでありますように…。
mary
