鮮やかだった木々の葉が
役目を終えて 茶色くなって
枝から離れて 土へと還っていきます
自然は
一年の一巡りが分かりやすいです
人の一生は 往ったり来たり
なかなか四季を感じるように
順番通りにはいきません
春には芽吹き花が咲き
夏は太陽の光を浴びて光合成をして
秋には 実を結んで命を譲り
冬になったら 身の内で命を育みながら
地にしっかりと根ざして生きる
そんな 季節に合わせた暮らしが
昔 人にも有ったのでしょうか…。
好いことの有った日
そうでない日
嫌なことの有った日etc.は
繰り返しやって来ます
それらが少しずつ 今の軌道を変えて
一年経つ頃には新しい自分になって
・・・そう言うこと？
なんて思って 驚くのは
珍しいことではないかもしれません
日々 山のような小さなことを
繰り返しながら過ごします
呼吸すること
眠ること
飲むこと 食べること
排泄すること
清潔を保つこと
見ること
聞くこと
嗅ぐこと
味わうこと
触れ合うこと
楽しむこと
悲しむこと
怒ること
喜ぶこと
苦しむこと
痛みを感じること
笑うこと…etc.
自分の時間だから 選んで
大切に過ごします
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幸せを感じることが ありますか…？
・・・それは どんな瞬間ですか？
ご飯が炊ける匂いを嗅ぐと
幸せを感じる人
お酒を飲んだら 幸せになる人
家族の元気な顔を見ると
幸せを感じる人
山に登ったら 幸せになる人
海に居たら幸せな人
人各々に 色々な幸せがあります
私事 『幸せ』と 感じるのは
神棚に向かって掌を合わせていたり
仏壇の仏様の前に居る時が多いです
素晴らしい景色の前に居る時も
それから 周りの人の
元気な声を聞いた時
夢から安心して目覚めた時
自然の中で静かに過ごす時etc.
それから
料理が美味しくできた時
掃除した場所がキラキラしている時も
幸せを感じます
太陽の光を浴びている時
空が青く澄んでいるのを見た時
風が頬を撫でて行く時
雲の形が面白いのを発見した時
木々の姿 鳥の囀ずり
朝霜の輝き
数えたら切りがない程
毎日 幸せを感じるようになりました
誰にでも恵まれることだけど
今この時に
わたしに届いたものだから
受け取って 感謝して
『ありがとう』を呟いて…。
その繰り返し
そうして
幸せは此処に在ることを
知らされていきます
いつも わたしの心の中に
幸せが湧き上がってくるのを感じます
誰かの顔を思い浮かべて
元気だろうなぁ。幸せだろうなぁ。
そして 遠くから
幸せなことを祈れる
それだけで …幸せな気持ちになって
幸せを感じたら
フフフッと笑ってしまいます
その嬉しさは溢れ出して
わたしの周りを 楽しさで包んでくれます
・・・勿論 妄想💨空想💦の時間です
そうすると
ちょっと嫌なことや
残念なことが有っても
魔法にかかったみたいに
気にならなくなっていきます
少し前までは あんなに
現実に起こる周りの世界と
心の中に在る世界の歯車が
噛み合わなくて苦しかったのに
幸せを感じて居ると 動き出した歯車は
好い具合に噛み合っていくのです
できないことも 上手くいかないことも
無くはないけれど 諦めないでいると
スルスルっと抜け出して
できることから始めたら 最後には
できるようになっていくみたいな感じです
それは 自分の世界を信頼させて
いつも落ち着いて居られるような気がします
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誰かの暮らしと比べて
ある…とか 無い…とか
できる…とか できない…とかを
見てしまっていた時には
こんな気持ちでは居られなかった気がします
いつも 無いものばかり見えていたから…。
無いものに囚われて
在るものを見失ってしまうのです
それは仕方ないことだけど
とても残念で 勿体ないことだから
在るものを喜んで
楽しむことを見つけられたら 素敵です
人生は 想うほど長くはない…だから
気付いてしまったら
無いものを数えている
苦しい思いの中には もう
居られなくなってしまいました
幸せになる為
幸せを感じる為に
生まれて来たのです
その幸せも
幸せを感じるセンサーも
他の人と同じではないのです
あなた（わたし）の内に
幸せの欠片は いつも
現れて そして
消えていきます
四季のように
分かりやすくは無いけれど
そして 様々な理由から
見え難いこともあるけれど
幸せは いつも此処に
現れる景色や この世界で煌めいている
沢山の欠片があって
自分のセンサーで
感じることができるのかもしれません
憎しみや 恐れに
自分の時間を 奪われてしまわぬように
注意深く 自分だけの
幸せを感じるセンサーを磨きます
幸せを感じたら
大袈裟に喜べたら 素敵です
『幸せ』と感じた 嬉しい気持ちが
溢れ出してしまうくらい…。
その想いが
自分のことを包み込んで
守ってくれますように…。
霜が降りる程
冷たくなった大地の片隅で
あなたの幸せをお祈りします
mary
