小さな声で
静かな空気を変えないくらい 穏やかに
そっと 小さな声で伝えてみます。
『あなたは大切な存在です』
大きな声で…。心の中で言ってみます。
『私たちは 宇宙にとって大切な存在です』
・・・・・ジワッと そして何となく伝えて
その時『なるほど。』と思われなくても
そっと伝え続けていきます。
《一人ひとりが 大切だということ…。》
目の前に現れた あなたに出逢って
時を過ごしながら
あなたから聞くストーリーに
「へぇ～。」とか「そうなんですね」
なんて相づちを打って
私から話すストーリーに
「そうなんだぁ～」なんて言われて
他愛もないことを話しながら
時々 大真面目な話しもして
別れる時には互いに スッキリして
日常に帰れるように…。
そのままの自分でいて
そのままを伝えていきます。
『あなたに会えて良かった。』と
恥ずかしがらず 勇気を出して伝えます。
そう 正直に伝えます。
そして その理由を
いくつも見つけます。
素敵なところを探します。
希望の輝きに共鳴します。
それは
零れるような笑顔だったり
美しい通る声だったり
誰かの幸せを願う思いやりだったり
今を越えて生き抜く力強さだったり
古からの理だったり
数え切れない希望の輝きを見つけます。
嬉しくて 切なくて幸せな時間を
目の前の人と分かち合います。
電車を待つ時間 ベンチに座った隣りの人
バスで隣りに座った人
知り合った人とすれ違って立ち話をして
他愛ない けれど
その時のその人としかできない話しを
聞いて そして話します。
出逢ったことに
『ありがとうございます』
そっと伝えて
別れる時には
『元気で 幸せでありますように』
そう お祈りして
笑顔のその人を想像します。
小さな声で
空気を揺らさないくらい静かに
そっと伝えます。
「あなたは大切な存在です。」
心の奥で 大きな溢れる思いを感じて
「みんな宇宙にとって大切な存在です。」
そう伝え続けます。
ゆっくりと じんわりと
《大切》が広がりますように。
あなたが隣の人へ思う《大切》な気持ち
誰かがあなたを思う《大切》にしようとする気持ち
それが いつか普通になって
生きている喜びや
希望の光りになりますように。
また空から雨が落ちて来ました。
薄い雲の間には滲んだお日様が顔を出します。
あなたの見上げる空は何色ですか？
続いている空の下
あなたの幸せをお祈りします。
mary
