『人間は考える葦である』
これは17世紀のフランスの思想家.科学者
他にも幾つもの肩書きを持つ
ブレーズ・パスカルの遺稿
《パンセ》の中の有名な一文。
10代始めに出逢ってから
ずっと心の片隅に残っている言葉の一つです。
初めて聞いた時には意味も解らず
『すごい言葉を受け取ってしまった…。』
そんな気持ちになったのを覚えています。
世界全体から見たら
か弱く小さい存在の葦を人間に例えて
だけれども《考える》ことのできる葦である。
考える思考の中では
限りなく広く大きな世界を想像しうる存在だと
人間に考えることの重要性を語る言葉です。
これから夜が長くなっていく季節の中で
妄想も空想も膨らませて
それができるなら 良いことでありますように
祈ります。
朝夕の涼しさに ゆっくりと身を任せ
自分の考えていること
想像していることが何なのかを
確認してみてください。
明るい朝の光の中で
あなたの幸せをお祈りします。
mary