あなたへの手紙・日向真理愛

未完成の人生を生きる私が「あなたに会えてよかった。」そう手紙を書きます。

あなたへの手紙・等価交換


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同じ重さ

『ただより高い物はない』

何か得ようとした時には

それに見合ったことを

お返しするという

理のこと。

 

もし、その時に返せなくても

忘れずに感謝して

いつか力を蓄えて  

その人でなくても

その人にしてもらったことと同じように

誰かにお返しをすること。それなら

できそうな気がしませんか?

 

幼い私の身近かには  誰とは言わず

そうしたことを教えてくれる存在が

溢れていました。

 

知らず知らず

身に刷り込まれているのだと思います。

 

 

可笑しいですが  今でも

大きな恵みをもらった時には

自分だけで抱えていたら 

バチが当たるような気がするのです。

だから  なるべく

多くの形にして分かち合うことにしています。

 

それは目に見えないものへの  畏れから。

お天道様が見ているから

欲張ったり  悪いことをしてはいけない。

そんなことを  今でも信じているのです。

 

そうして大人になった今では

そこに流れを見るようになりました。

 

1人の上に  もし恵みが訪れたなら

その恵みを沢山のものと分かち合ったら 

その沢山の存在が幸せになる。

 

幸せになった沢山の存在が 

また幸せを分かち合っていくと

幸せは大きな流れとなっていく。

そんな妄想💦空想をしているのです。

 

恵みは  お金や物と言った

物質で表されることだけではありません。

言葉や思い  温もりも同じです。

 

例えば  転んだ人を見た時に

『大丈夫ですか?』と声をかけること。

 

・・・私事ですが  今年の暑さの中  外出先で

電車に乗ると  貧血を起こすことがありました。

 

次の駅に降りて休むのですが

ホームでベンチが見当たらず 

座り込んでしまうことが何度かありました。

すると  親切な方が

「大丈夫ですか?」

と、声をかけてくださるのです。

「貧血を起こして…。」そう答えると

ベンチの場所を教えてくれたり

水を買ってきてくださったりしました。

 

本当に有難いことです。

体が丈夫だったら知らない  恵みです。

お名前も何も知らないまま

ご厚意を受け取って…。

誰かの為に  同じようにできる人になって

ご恩をお返ししようと思っているのです。

 

そうしてみると、何かを無償で恵まれるのは

ずっとその先の生涯で返していくものの

指針を頂くことなのかもしれません。

 

大きな見返りを望む時 

それは

それに見合っただけの投資をしなければ

理に反します。

 

大きな見返りが恵みだとするならば

それに見合ったものを  生涯お返しすること。

なのかもしれないと思います。

 

身の丈に合うのは  どのくらいの恵みでしょうか…。

 

貧血になった私に恵まれた《思いやり》は

私の内で膨らんで  誰かへの想いに変わります。

 

 

投資した全てのことが  潤沢に 

自分に返って来たら素敵✨✨です。

自分に返って来なくても

誠実な誰かの許に届いたら素敵✨✨です。

 

あなたが注いだエネルギーは

何処へ向かっていくでしょう。

できれば見合ったものが戻ってきますように。

そして  大切な誰かのことを温めますように。

遠くからあなたの幸せを

祈りします。

 

mary